二種類のコインの話。

2014-02-27 00:00:14 | 市民A
コインに関して、二つの話がある。

1.ビットコイン取引所のうち最大手である「Mt.Gox」が2月25日に閉鎖状態に。

coinb結局、Mt.Goxに預けていた利用者の資産が行方不明になりそうなのだが、今一つわからないのは、単なる交換所に預けていたというのは要するに証券会社のような機能だったということなのだろうか。もともと紙幣なんかペーパーであって信用は、その後ろにある政府の保証によって成り立つわけで、ビットコインの場合は、通貨と投機の中間的な機能なのだろうと思える。

通貨という意味なら、日本では一般的なポイントという疑似通貨があたるのだろうが、別にポイントを投機の対象にするわけじゃないので、別にY電機がつぶれて100万ポイントを失っても自己責任ということになるが、通貨として認識して決済用のビットコインを入手しなくてはならない状況でコインを予約し、それが、使えなくなったため損するというのでは、釈然としない。


2.ロイターやCNNで報じられているが、カリフォルニアの夫婦が犬の散歩中に自宅敷地内の地中から金貨の詰まった容器を発見。その価値は約1,000万ドルということらしい。

coing19世紀のコインというのは、歴史的価値よりも金そのものの価値なのだろう。記事をよく読むと1年前に発見したことになっている。日本でも埋蔵物を発見し、自分の物にできるのは、確か6か月が必要だったような気がするので、カリフォルニアにもいろいろと法律があるのかもしれない。ようやく換金できる時期がきたということなのだろう。amazonで発売するようだ。日本から入札して買ったら、誰が配達するのだろうか。指定時間帯に届いたためしがないのだが、大丈夫だろうか。

ところで、この金貨、夫婦がみつけたのではなく、散歩中の飼い犬がみつけたのでしょ、って言いたい。現代版「ここほれワンワン」だ。犬の方を買いたい。