本当に最後のお願いかも

2014-02-09 00:00:38 | 市民A
都知事選二日前の金曜夜、新橋で焼鳥屋の椅子を温めた後、駅の方に歩くと、選挙カーが。

ドクター中松ご老雄である。立候補の常連。

nakamatu


自ら車の窓を開けて、手を振られている。間近にみると、年相応の感じである。どうも主張している内容は「棄権は危険」ということらしい。投票すべき人物がいないといって、棄権してはいけないわけで、その場合、投票所に行ってドクター中松と書いてほしいということだそうだ。実際、棄権するつもりの人が、全員、彼の名前を書いたら、空前の支持を受けたということになる。

ご年齢からして、本当の「最後のお願い」になるのかもしれない。しかも翌日は大雪だった。


一方、焼鳥屋に行く前に新橋駅前を通ったら、山本太郎氏がSL広場の中央で演説していた。こちらが叫んでいたのは、「選挙に行こう」ということ。中松氏と同じような話だ。しかし、投票所に行って「山本太郎」と書いてはいけないわけだ。

立候補もしていない人間が、この後に及んで演説するなんて、本物の立候補者からすれば、ただの迷惑しかないだろう。もっとも立候補していない元首相も演説しているのだから、同じ話なのかもしれない。

しかし、山本氏に応援してもらいたいと思っている候補者がいるのだろうか。