「山崎シングルモルト年数表示なし」を飲む

2013-01-04 00:00:53 | あじ
yamazaki昨年の10月にサントリー山崎醸造所を見学した際、記念に買った300CCボトルを正月に開封。

シングルモルトと表示されていて、度数40度と書かれていて、ロット番号が記載されている。樽の番号だろうか。

で、いつも飲んでいる安売りの外国産ウイスキーとは天と地ほどの差がある。数十年前には、国産ウイスキーはまずくても高く、外国産は高過ぎて味わう余裕もなく(というか、それほどうまくもなかったし)。それにしても、ウイスキーの世界はずいぶん価値観が変わったものだよ。

本当は300CC分をいくらで買ったのか、覚えていないのだが、ロックでチビチビ飲むと、すばらしい味である。これに合わせる料理が思いつかない。餃子なんか食っていたのだが。


それから、おもむろにこのウイスキーの正体を調べようと、サントリーの直販サイトを見較べると、こういうノーブランド製品は売られていないわけだ。さらに、最近、サントリーは「山崎シングルモルト」を年数表示なしで売り始めている。「山崎10年」とか「12年」とか「18年」とかの表示がなく、「山崎」とだけ表示している。

事情は、よくわからないのだが、古めのモルトが余っていて、在庫処分しているのだろうか。ただ、それではボトルごとに味が著しく異なるはずで、それはまずいだろう。

ただ、度数40度というのは、「山崎10年」に該当するので、それなのかもしれないが、40度というのが40度以上保証というような意味で書かれているのなら、あまり正しい推論でもない。飲んだ感じは43度程度ではないかと感じた。


はっきりわからないお酒と言えば、近くの百貨店で、3本1万円のワイン福袋を買ったのだが、その3本の通常価格について調べたのだが、ついに1本も解明できず、正月も終わりつつある。