這いつくばる

2013-01-09 00:00:56 | 市民A
ノーベル賞を受賞した山中家では、受賞の電話連絡を受けた時、奥様は布団カバーをとりつける作業中であり、伸弥氏の方は洗濯機の修理のために床に這いつくばっていたと報道されていた。二人とも這いつくばっていたわけだ。

そして、伸弥氏の方だが、洗濯機の修理なんかノーベル賞を取ったからといって自分で上手くできるものではないのに、変だなあ、と思っていた。

さらに、1月から失業者となった田中真紀子文科大臣の発案で、他の失業者(いや、大臣)とおカネを出し合って洗濯機を買ってプレゼントしたそうだ。

ところが、新年早々に、東芝製のマイ・ドラム式洗濯機が大規模水漏れを起こした。消去法的に原因を探ると、どうも排水回りに問題があるようだ。ということで、機械の下部のカバーをはずし、ホースを取りはずしてみると・・

ホースの中に、かたまりとしてのゴミ(ベトベト状)が詰まっていて、それが原因であちこちから水漏れが起きていたようだ。そのため、パイプをとりはずし、中を洗い終えて、再接続。その他、フィルターからの僅かな排水モレはパッキングを裏返してから付け直すと漏水は止まる。

2時間ほどの作業になり、週末の貴重な半日がフイになる。

私のところにかかってくる電話は、ノーベル賞とはまったく異なり、墓地の売り込みとか某証券会社からの商品の紹介や自動車販売店からの新車案内とかばかりだ。


そして、思い出すならこの洗濯機だが、原発メーカーが作っているわけだ。原発のトラブルと言えば、本体の事故よりも、圧倒的に冷却水の排水パイプからの水漏れというのが多いと思う。たぶん、誰かが、這いつくばって修理しているのだろう。