コメダ珈琲店のみそカツサンド

2012-09-14 00:00:53 | あじ
スタバばかり行っているわけではなく、コメダにも行く。中京圏から首都圏に進出して大成功の図である。よくスタバと正反対の戦略といわれるが、果たしてそうだろうか。

個人的には似ている部分が多いような気がする。

まず、ベーシックのところからだが、コーヒーの味にこだわっている。豆に気をつかっているのがよくわかる。微妙な味を出している。もっとも大チェーンになっているので、仕入れもかなりコストダウンできるのだろう。その分、同じ仕入れ単価でもアップグレードできるのだろう。

そして、問題の客層。コメダは郊外型立地なので、時間帯によって客層が変わるが、基本的には「普段着で行ける非日常空間」という路線だ。一方、スタバは「普段着では行けない非日常空間」。よく考えれば、どちらも自宅でも勤務(通学)先でもない、「サードスペース」であるのだが、サードスペースの場所が、自宅に近いのがコメダで、自宅から遠いのがスタバということかもしれない。

ただ、なんとなく首都圏では渋谷や六本木にコメダがくるとは思えないし、どうしても「名古屋者の巣窟」みたいな空気が漂っている。

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そして、メニューを点検すると、名物の「シロノアール」にミニチュアサイズが現れたことが驚き。そして、お昼時だったので、うっかり「みそかつサンド」を注文してしまったのだが、サンドイッチで750円とは、少し高いなあ、と思っていたのだが、テーブルに運ばれてきた「みそカツサンド」は、きっちり750円分の大型サイズだった。完全に二人分でしょ。

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指を使って計ってみると横幅20センチ(親指と小指のスパン)。奥行き10センチ(Vサインの人差し指と中指の幅、高さ8センチ(中指の長さ)。

三つに切ってあるが、二人で注文したら四つに切ってくれるのだろうか。確か、コメダはあらかじめ頼むと、無理を聞いてくれたはずだ。それに三分割してある中央の部分にはみそカツソースが大量にかかっているが、両端のピースにはソースが不足していた。結局約24時間、胃にもたれていた。

ところで、コメダでは、コーヒーが運ばれてきた時に、「ミルクを使いますか?」と聞かれ、「使いません」というと、そのミルクはテーブルに置かれることなく他のお客さんに回されるのだが、みそカツサンドが運ばれてきた時に、「パセリを使いますか」とか聞かれるのではないかと予想していたのだが、そんなことはおきなかったのだ。