消去法政権

2012-09-13 00:00:32 | 市民A
民主党も自民党も党首選がキックオフになった。そして、本当はいつかはっきりしない「近いうち解散」が行われれば、首相はどのようなプロセスで決まるのか、予測は困難だ。「維新」がキャスティングボードを持つだろうという説もあるが、第一党か第二党になるかもしれないわけで、そうなると、第三党の民主党総裁が自民党と組んで、野田首相続投になる可能性もある。

一方、最近話題になっている、「民主と自民どこが違うのか」、という疑問を考えれば、さらにはっきりしない。立候補者の主張を聞いていると、民主党の場合は、かなり政策に差があり、とても政権与党の体をなしていない。

自民党の候補者の方は、政策そのものを訴えていない。「選挙の顔」としての論議だけだ。

また「維新」も、支持している人たちの理由は、「既存政党に期待できない」から。


元々、日本だと、政党なしが最大政党で40%位いるのだが、米国だと元々共和党と民主党がそれぞれ基礎票を45%ずつ持っているので、10%を狙う作戦が始まる。

アメリカでは人気手法のネガティブ・キャンペーンであるが、日本では元々全部がネガティブみたいなものだから・・