ガス・スタンド

2012-09-12 00:00:07 | 市民A
ガス・スタンドと言えば、ガソリン・スタンドの略のような感じなのだが、文字通り、ガスのスタンドのことらしい。ガソリン・スタンドが、サービス・ステーションという名前を使ってサービスという名称の押し売りをしているうちに、ガス・ステーションというコトバが現れた。

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自宅近くの大通りに面した横長の土地で、何か建設が進められていた。一見、ガソリン・スタンド風なのだが、すぐ隣に大型スタンドがあって、重複感がある。さらに、スタンドを作るには、地下に何種類もの大きなタンク(ハイオク、レギュラーガソリン、軽油、灯油)が必要で、そのために地面に大穴を掘るため、事業を辞めようと思っても土地の修復費用が巨額になってしまう。肌に文様を彫ったため、お肌の修復費用に大金が必要になって困っている大阪市役所職員みたいなはなしだ。

その地下に大穴を掘っているようには見えない。

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工事が進んできたので、現場の裏側から近付くと、東京ガスが建設中の「ガス・ステーション」だった。調べてみると、ガスの供給は、家庭に供給されているのと本質的には変わらず、パイプラインでつながっている。つまりガス用のタンクローリーがくるわけじゃない。そして、そのガスをコンプレッサーで地上の小型タンクに移送し、やってくる(給油とは呼べない。給ガス?)お客さんのクルマにガソリンの半分くらいの値段で販売している。

政府が将来のエネルギーバランスを描けない間にも、着実に変化が続いて行くのだろう。