きみさらずゴルフリンクス

2004-08-08 16:51:30 | スポーツ
c4b64280.jpgきょうで六度目のチャレンジであるが、いつもどうり難しい。

一つのミスが2打や3打になって返ってくる。設計者ピートダイ氏にいつも打ち負かされる5番の右ドッグレッグと17番のアイランドグリーンはなんとか大事にいたらなかったが、ダイ氏のお得意の素材である枕木にぶつかったボールがひざにあたるなど、また新たな罠にはまってしまった。ゴルフでも自打球があったわけだ。

1ヶ月前に読んだピートダイ氏の著書も役に立たなかった。彼に言わせれば、頭の中にある極めて難解なコースをどれだけ易しくするかが設計のポイントだそうである。天才はなんと恐ろしいことを考えているのだろう。
5年前から来ているが、客数も徐々に増加しているようだ。リピーターは多いと思われる。一度目の後、二度と来ない人と、何度も来る人にわかれそうである。

ところで、きみさらずGL、会員権破綻の騒ぎがあった旧真里谷カントリーをオリックスが買い取り、低料金、高稼働で得た収益でなんとか凌いでいるとの噂である。立派なエントランスロードの樹木の手入れだけでも大変だろう。以前、キャディの方から聞いたのだが、かつてはトーナメントも行われたとのこと。18番ホールの周りがコロシアムのように階段状に取り囲んでいるのがその面影である。

そして最終18番、大きく左にまがったボールはそのギャラリースタンド跡に飛び込み、行方知れずになってしまった。会員権が紙くずになった数千人の怒りの亡霊が漂う四次元空間にに吸い込まれてしまったのだ。