ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

パブリックコメント募集!

2006年12月27日 | パブリックコメント関係

人気blogランキングへ   真冬の雷にビックリですが、20℃の気温にも驚きです。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

パブコメ発表!!

このブログでは度々紹介していますが、国土交通省のプレスリリースにおいて表明されている「道路運送車両法保安基準告示の改正」のパブリックコメントがいよいよ発表されました。

パブリックコメントの募集

社会問題と化した自動車などの騒音問題の元凶は”消音装置”であるとして、従来では規定がなかった使用過程車などの消音器変更車について、新車規制と同等の基準を設けようとするものです。

それでは「マフラー認証制度」がどのように関わってくるかを確認してみましょう。

元々、装置型式指定という規定があり、定められた装置ごとに基準を満たし指定を受けた構造や性能の均一性まで求められ、検査結果を1年保存する義務まである厳しい規則です。最近ではチャイルドシートが組み入れられています。

マフラーに識別記号?

排気騒音の測定方法には近接、加速、定常とありますが、一番簡便に行えるのが近接測定法です。しかし、現実に周囲に迷惑を掛けるのは加速騒音であり、これを厳密に測定するのにはテストコース(日本に数箇所)が必要です。

路上での取り締まりや継続車検でのチェックには加速騒音の測定は無理であるがために、合法であるか否かを判定可能にするべく、純正以外の消音器には装置型式指定を受けたものには所定の識別番号を表示義務をするとしています。

更に内部構造にまで言及してあり、グラスウールなどの材料は耐久性の確認が必要です。

S101

「BT.pdf」をダウンロードを開くと内容が読めます。

ベタータイム誌は編集長の森田氏が長年に渡り、時には有益な情報、時には疑問を投げかけ2輪業界の発展に寄与された、ワタシの敬愛する方です。

今回のパブコメは、森田氏が心配されるように業界に大打撃を与えるものなのは勿論ですが、ユーザーにとっても選択の余地が無くなってしまいます。

目標「やめたい人がやめる」 喫煙率引き下げで厚労省 業界が反発…「数値」なし

12月27日

 喫煙率の引き下げに向けた数値目標の設定を検討していた厚生労働省の厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会(部会長・久道茂宮城県病院事業管理者)は26日、「喫煙をやめたい人がやめる」との目標を、平成22年度までの健康づくり計画「健康日本21」へ新たに盛り込むことを決めた。目標には禁煙希望者の割合を付記する。

 平成12年の計画策定時にも喫煙率の数値目標を盛り込もうとしたが、たばこ業界などの反対で断念。今回、現状の喫煙率と禁煙希望者の割合をもとに「男性30%以下、女性10%以下」など3つの目標値案を示し、喫煙率の数値目標設定を試みたが、「たばこは個人の嗜好(しこう)品」とする業界側の反対の声は根強く、配慮した。

 一方で、喫煙率引き下げに向けた行政としての施策の根拠を必要とする同省は「禁煙したいのに止められない」喫煙者に注目。男女別に喫煙率と、禁煙希望者の割合を参考値として付記し、たばこ施策の方針を明示すことにした。

これはヤフーニュースからの引用ですが、直接較べるのは無理としても「個人の嗜好品」がそれほど認められるものなら・・・・という思いもいたします。

ともあれパブコメの締め切りは、年が明けて1月いっぱいですから急がなくてはなりませんけれど、業界に大打撃を与えかねない、ユーザーにも選択の余地がなくなるほどの厳しい内容の改正案ですが、これが実際に騒音問題の早期の解決になるかは大きな疑問があります。次回から緊急特集として続きます。

人気blogランキングへ パブコメが気になる方もソウでない方も、クリックお願いします。