ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

合体して

2010年04月12日 | スリーホイーラー

Trikerdrvsidefrnt

アメリカでは3輪は2輪と同じ扱いにする州があるかとか、そのせいかDo it yourselfのトライク製作が多く見られる。

人気ブログランキングへ  応援クリック 今後ともよろしくお願いします。

Trikerfrontpass2

どうみてもVWビートルのフロアパンを使った初期のバギーの前半分に見えるが、どうやらトライクのキットらしい。

93_3

動力と後輪はホンダST1100。

V65attattachedtotrikeframe

モトグッチも試したみたいだ。

Frankenstienconnect02

キットらしく?加工せずにバイクのステアリングヘッドと結合できるようになっている。

この方法ではホイールベースが長くなりすぎる気がするが、かなりイージーに出来上がる。しかし日本の法律では跨りシートとバーハンドルがトライクの必要用件なので、3輪自動車になってしまう。

人気ブログランキングへ  応援クリック 今後ともよろしくお願いします。


続・対向バルブ

2010年04月12日 | エンジン

吸気バルブのスプリングを強化するところから始まるのだが、それによって調子が良くなるのかどうかは分からない。

人気ブログランキングへ  応援クリック 今後ともよろしくお願いします。

0337

これは1913年のボードトラックレーサーだが、1908年モデルよりカムカバーあたりが大分洗練されている。

0339

FヘッドはOHIV(オーバーヘッドインレットバルブ)とも言うらしい、それは吸気バルブがカム駆動でもオートマチックでも同じだが、ハーレーではVツインになってからカム駆動に進化した。図は分かりやすいようにピストンとカムの方向が実際と90度変わっている。

0340

シリンダーの画像はウエブ上では見つからず、アメリカンモーターサイクル1898-1981からの転載になるが、記述にもあるとおりヘッドとシリンダーは一体鋳造だ。

一体鋳造はこの時代には珍しくなく、航空機のエンジンにも多くの例があるというより、分離型のほうが少なかった。

オホッツバルブと呼ばれることが多い対向バルブは”opposed valve”か”opposing valve"になるかと思うが、図をみるともっと燃焼室の中央に位置したほうが圧縮比を大きくできるのではないかと思われるかもしれない。

しかし両方のバルブが同軸上(もしくは同軸に近い)にあるのは理由があり、ヘッド/シリンダー一体型では同軸にないと加工と組み立てることが不可能だと思われる。

サイドバルブからOHVへの進化の過程だというFヘッドの解説も見受けられるが、ハーレーはその逆でFヘッドからサイドバルブに変化している。その理由は分からないが、ダイムラーのエンジンがFヘッドである以上、一言では片付けられないと思う。

人気ブログランキングへ  応援クリック 今後ともよろしくお願いします。