ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

Lowther Lightnin

2010年04月17日 | オイルリーク

100_5062_inset250画像はttp://www.briggsandstratton.com/

遠目ではハーレーダビッドソンの純正プラグに見えるが、そうではなくBRIGGS & STRATTONという1908年創業の由緒あるブランドだ。

人気ブログランキングへ  またまた2位に転落! 応援クリック よろしくお願いします。

Briggs_stratton_flyer

車体まで作っていたかは分からないが、1920年頃はエンジンと駆動輪がユニットになった”motor wheel"を生産していた。

Aboutus_history1

”motor wheel"は社の歴史でも重要なポイントらしくHISTORY(ttp://www.briggsandstratton.com/corp/about_us/history.aspx)にも掲載されている。

Hpim0038wg7画像はttp://211611.homepagemodules.de/t514285f11793487-ROLLERFRED.htmlより転載

ここにもBRIGGS & STRATTONのロゴが誇らしげに見えるが・・・。

Hpim0037ja5

汎用エンジンをそのまま搭載したように見える、かなり珍品の1949年のLowther Lightnin。

足の置き場はなさそうだけれど、スプリング付きの2人乗りバディシート。

ところで、現在のBRIGGS & STRATTONは、小型汎用エンジンを軸に多種多様な製品を販売し、日本法人を2006年に設立するなど、業務を拡大しているようにみえる。

人気ブログランキングへ  またまた2位に転落! 応援クリック よろしくお願いします。


続・ヘルキャット

2010年04月17日 | NEW MODEL

Confederatehellcat

C3 X132 Hellcatのプライスが$39750と判明した。

画像の既に販売されているConfederate Motors F131HELLCATのスタイルと同じかは、まだ分からない.

人気ブログランキングへ  またまた2位に転落! 応援クリック よろしくお願いします。

Hellcat

Confederate Motorsは3シリーズのラインアップ(ttp://www.confederate.com/cm4/machines.php)を揃えているが、何れもすこぶる高価のようだ。

Confederatess

Confederate MotorsとS&Sはコラボで$39750という値をつけたが、これは従来のモデルと比べればリーズナブルだというから、このままの状態ではなく完成された車体ということなのだろう。戦略的にはハーレーダビッドソンの顧客層の10%をターゲットにしているのだそうだ。

人気ブログランキングへ  またまた2位に転落! 応援クリック よろしくお願いします。


ヘルキャット

2010年04月17日 | オイルリーク

Hellcat_02 画像はttp://www.motoblog.it/post/23971/confederate-e-ss-assieme-per-un-piano-industriale-a-lungo-termineより転載

C3 Hellcat X132というS&Sのプロジェクトらしいのだが。

人気ブログランキングへ  またまた2位に転落! 応援クリック よろしくお願いします。

0342 画像はttp://www.sscycle.com/から転載

エンジン自体は2007年あたりにリリースしたX Wedgeと変わらないように見える。

そう言えば、このエンジンは3カムだ。

Hbkp_0712_05_zx_wedge_enginecams 画像はttp://www.hotbikeweb.com/tech/0712_hbkp_x_wedge_engine/index.htmlより転載

この画像ではカムは2本しか見えないが、ケース側のベアリングで位置が分かる。

Hbkp_0712_06_zx_wedge_enginebelt

カムプーリーとアイドラープーリーが3個ずつ。一番下がクランクのドライブプーリー。ドライブプーリーのすぐ上の赤いのはアイドラーというよりオイルポンプのプーリーか。

Hbkp_0712_02_zx_wedge_enginecrank

クランクは一体の鍛造だから、ビッグエンドはプレーンメタルでコンロッドキャップのある分割コンロッド。

Hbkp_0712_04_zx_wedge_enginecon_rod

プレーンメタル故に、ビッグエンドはハーレーのように二股にはできないので、前後の シリンダーはセンターがオフセットされる。しかし、これは中央のカムを前後のシリンダーが共有するには都合が良いはずだ。

S&Sがバンク角を56.25度に設定した理由は、45度ではビッグボアにするとシリンダー同士が干渉してしまい、干渉を避けるにはエンジン高が高くなってしまうからだと思われる。

カムが3本なのはバンク角を大きくするとカムの間の距離が詰まってしまい、コックドベルトの採用が先に決まっていればプーリーのスペースは4個分はないから、3個は合理的だ。

もっともこの推測は、プッシュロッドがシリンダー軸と平行にするためというのが前提だけれど、確かにプッシュロッドが整然と並んでいたほうがカッコいい。

Hellcat_01

X Wedgeはハーレーと互換性がないぶん、その代わりに違う可能性があるのだが、専用のトランスミッションはクラッチが高い位置に置かれ、リーン角が大きく取れる。

ところで、C3 Hellcat X132は今年の10月31日に発売されるというのだが、この状態で売るというのも日本では考えられないことだ。

しかしアメリカではマニファクチャーライセンスを持っているビルダーが製作したバイクは登録できるはずだから、”ここまでやっておいたから、後はスイングアームとシートレールを付けるだけで簡単でしょ”ということなのか?

人気ブログランキングへ  またまた苦戦中です 応援クリック よろしくお願いします。