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カーボンファイバー製マクファーソンストラット

2010年04月10日 | オイルリーク

Zfcarbonfibermacphersonstrut

ZFといえば昔からF1のトランスミッションを供給していたりしたドイツの部品メーカーだが、今回発表のカーボンファイバー製マクファーソンストラットは、機能美に溢れて、高剛性と軽量を強調し高性能車に採用を見込んでいるように思えるけれど、そうではないのだという。

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Pic_005 画像はttp://www.yamaha-motor.co.jp/profile/cp/exhibition/archives/2009/02/theme-h/index.htmlより転載

話はちょっと逸れるが、1993年のヤマハYZM250。

リアサスペンションのスプリングにFRPのリーフスプリングを使い、ロータリーダンパーを組み合わせて、その斬新さに驚かされた。

エンジンの後にサスユニットがないため、吸気や排気のレイアウトに制約がないことからエンジン性能の向上に寄与したという。

と暫く前からFRPのスプリングは実用化されていたのだが、冒頭のZFのユニットもFRP製のコイルスプリングが使われていて、従来のものから1kg以上の軽量化が達成されているというが、実は大衆車の燃費を向上させるための軽量化を実現する狙いらしい。

高価な材料を使い軽量化するのは以前から使われた手法だが、部品点数と製造工程を削減すれば従来のサスペンションアッセンブリーに匹敵するコストになるという。

10年後のドイツ製小型車に、ZF製カーボン製サスペンションが使われているかが楽しみではある。

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