忙しいから気持ちを切り換へたくて、映画を観に行くことにした。朝一番の劇場はとても空いてゐた。観たのは「嘘を愛する女」。観た後の印象はタイトルが違ふのではないかといふこと。家内がどんなタイトルがいいのかと訊くので、「愛に気付いた女」だと思ふと答へた。内容は書かない。内容からしたら私の方がいいと思ふが、それでは観に来る人はゐないかもしれない。プロが付けた名前に違和感があるが、それが狙ひなのかもしれない。事実、この映画を観た私もかうしてこの映画について書いてゐる。餅は餅屋。そこまで含めて考へゐるのだらう。
観て損はない。
観て損はない。
嘘を愛する女 (徳間文庫) | |
岡部えつ | |
徳間書店 |