言葉の救はれ・時代と文學

言葉は道具であるなら、もつとそれを使ひこなせるやうに、こちらを磨く必要がある。日常生活の言葉遣ひを吟味し、言葉に学ばう。

「嘘を愛する女」を見る

2018年02月04日 19時08分32秒 | 日記
忙しいから気持ちを切り換へたくて、映画を観に行くことにした。朝一番の劇場はとても空いてゐた。観たのは「嘘を愛する女」。観た後の印象はタイトルが違ふのではないかといふこと。家内がどんなタイトルがいいのかと訊くので、「愛に気付いた女」だと思ふと答へた。内容は書かない。内容からしたら私の方がいいと思ふが、それでは観に来る人はゐないかもしれない。プロが付けた名前に違和感があるが、それが狙ひなのかもしれない。事実、この映画を観た私もかうしてこの映画について書いてゐる。餅は餅屋。そこまで含めて考へゐるのだらう。

観て損はない。

嘘を愛する女 (徳間文庫)
岡部えつ
徳間書店
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