三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「抗日勝利は台湾人の歴史にあらず」

2016年08月31日 | 台湾
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201608160004.aspx
「フォーカス台湾」 2016/08/16 15:24
■「抗日勝利は台湾人の歴史にあらず」 大学教授ら、平和公園の整備呼びかけ
(台北 16日 中央社)一部の大学教授らで構成される台湾教授協会は15日、政府に対して台湾の歴史に向き合い、第2次世界大戦の終結を記念した平和公園の整備を呼びかけた。戦没者を追悼するため、慰霊碑の設置を提案している。
 同協会はこの日開いた記者会見で、「中華民国政府は昨年、抗日戦争勝利70周年を祝ったが、それは台湾人の歴史的記憶ではない」と強調。日本統治時代の台湾人は徴兵され、連合軍による爆撃を受け、戦後には審判を受けたほか、国民党政権下では台湾の主体性が失われたとした。
 また、先の大戦では台湾人約5万人が亡くなったとされながらも、これまでに慰霊碑などが設置されていないと指摘。平和公園の必要性を主張した。
 記者会見には野党・時代力量の林昶佐立法委員(国会議員)も出席。「台湾化、民主化された今、台湾に必要なのは忘れられた記憶を取り戻すこと」と熱弁をふるった。
 同協会の許文堂秘書長は、長きに渡って中華民国政府は台湾の1945年以前の歴史に目を背けてきたとし、和解したいと述べた。
                (劉麗栄/編集:齊藤啓介)


http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201608/CK2016081602000119.html
『東京新聞』 2016年8月16日 朝刊
■埋もれた戦争犠牲を伝えたい 大学教授ら訴え「台湾人の慰霊碑を」
 【台北=迫田勝敏】台湾の大学教授らでつくる台湾教授協会(張信堂会長)は十五日、記者会見し、第二次世界大戦中に犠牲になった台湾人を慰霊するため、平和公園の建設と慰霊碑の建立を蔡英文政権に求める運動を始めると明らかにした。台湾は日本の敗戦までは日本統治下にあったが、戦後は中華民国が統治して「戦勝国」となった。このため戦争中の台湾人犠牲者は中華民国のものではないとして、当局による慰霊などは行われていない。
 日本の厚生労働省の統計では、台湾では軍人、軍属約二十万人が徴用され、約三万三千人が死亡した。しかし、戦後に「戦勝国」である中華民国が台湾を統治したため、戦争中に多くの台湾人が犠牲になった事実はあまり知られていない。歴史教科書でも、台湾人犠牲者の存在も含めて戦中・戦前の台湾の歴史は詳しい記載がなく、台湾は戦争中、日本と戦ったと誤解している人も少なくない。
 教授協会の張会長は、こうした埋もれた歴史を若者に伝えることが平和公園と慰霊碑建立の目的だとする。平和公園の建設地は、台北市内の華山文創園区などが候補に挙がっている。同区は日本時代の酒工場跡地で、当時は鉄道駅もあり、ここから台湾人兵士たちが出征したという。
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