「中央日報日本語版」 2022.06.28 11:53
■「韓国人の少女像撤去主張、ドイツ人もあきれている」
韓国市民団体がドイツ・ベルリン少女像の前で撤去を主張するデモを行ったことを受け、ベルリン在住韓国人が「ドイツ人もあきれている」と批判した。
ドイツ・ベルリンに居住する韓民族欧州連帯のチェ・ヨンスク議長は28日MBC(文化放送)ラジオ番組『キム・ジョンベの視線集中』に出演してベルリン少女像の前で起きているデモに対して「英語でもドイツ語でもなく、韓国語で慰安婦が詐欺だと主張している」として「通り過ぎるドイツ人誰も何を言っているのか分からない」と話した。
また「ドイツ人にあの人々の主張を通訳すれば、あきれて常識外れだという」とし、「間違いなくお金を受け取ってきただろう。お金も受け取らずに気違いでなければ誰があんなことをするのか」として問い直すと話した。
また、ベルリン少女像に対して「毎日の周囲も掃除するし、少女像も磨いて一つの憩い場のようになっている」として「子どもたちが通り過ぎる時、椅子に座ったり写真を撮ったりする」と話した。
26日、お母さん部隊の朱玉順(チュ・オクスン)代表、国史教科書研究所の金柄憲(キム・ビョンホン)所長、落星台(ナクソンデ)経済研究所研究委員の李宇衍(イ・ウヨン)氏、吉田健志氏などはドイツ・ベルリン少女像の前で「慰安婦詐欺はやめよう(Stop comfort women fraud)」と書かれたプラカードを持ってデモを行った。
https://japanese.joins.com/JArticle/292611?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2022.06.28 11:34
■韓国与党議員「ベルリン少女像撤去デモにあ然…韓国国民か日本の極右か」
韓国の市民団体がベルリン現地で少女像撤去に向けたデモを行ったことに対して国民の力のイ・テギュ議員が批判した。
イ議員は28日午前、国会本庁で開かれた最高委員会議で「保守を自称する団体の一部会員がドイツ・ベルリン平和少女像の撤去を促す荒唐なデモ行った。『慰安婦は戦時性暴行の被害者ではない』と主張した」とし、「『慰安婦詐欺はやめよう』と叫んだという。デモと表現の自由は尊重するが、あの方々が大韓民国の国民なのか日本極右団体の会員なのか疑問を呈したい」と話した。
イ議員は「よっぽどでなければベルリンのドイツ市民団体と現地の日本女性海外同胞団体まで出てデモを批判しただろうか。恥ずかしいことこの上ない。慰安婦問題は2008年国連人権委謝罪勧告を筆頭に国際社会の戦争犯罪として定められて久しい」として「真実と歴史歪曲は保守でなく、保守の資格もない」と批判した。
イ議員は「正義を叫んびながら裏では慰安婦被害者の支援金を横取りする人々と、被害者の方々の人生を傷つける人々は口論の場から追放しなければならない」として「未来の子どもたちの健全な歴史観の形成や未来の韓日関係に足かせになるだけだ。極端な政治勝ち抜くのは革新の課題」と話した。
一方、26日、お母さん部隊の朱玉順(チュ・オクスン)代表、国史教科書研究所の金柄憲(キム・ビョンホン)所長、落星台(ナクソンデ)経済研究所研究委員の李宇衍(イ・ウヨン)氏、吉田健志氏などはドイツ・ベルリン少女像の前で「慰安婦詐欺はやめよう(Stop comfort women fraud)」と書かれたプラカードを持ってデモを行った。
http://japan.hani.co.kr/arti/international/43865.html
「The Hankyoreh」 2022-06-27 07:52
■韓国の極右、ベルリンで「少女像撤去せよ」… 独市民団体「理解できない」と対抗集会
「日本政府のように歴史的事実を否定」
ドイツ人活動家、韓国の極右を批判
【写真】韓国右翼勢力の遠征デモに対抗し、「ベルリン・女の会」や「極右に反対するおばあさんたち」、「勇気ある女性たちの協議会」などベルリン人権市民団体の会員たちが少女像のベルリン永久存続を求めるデモを行っている//ハンギョレ新聞社
26日日曜日午前10時、ドイツ・ベルリンのミッテ区「平和の少女像」の前で、小さな騒ぎがあった。韓国から来た「慰安婦詐欺清算連帯」が少女像の撤去を要求する集会を開いたことを受け、少女像の建設を主導し、守ってきたドイツの市民団体「コリア協議会」が、対抗デモに乗り出したのだ。両デモ隊が5メートルの道路を挟んで対峙する中、ドイツ人たちが韓国の極右を批判するデモ隊の最前列に立って目を引いた。
同日抗議デモに参加した人たちは、ドイツで日本軍「慰安婦」問題を知らせるデモを組織してきた「ベルリン・女の会」(ベルリン在住日本女性の集まり)や「極右に反対するおばあさんたち」、「勇気ある女性たちの協議会」など人権・市民団体の活動家たちだった。彼らは韓国の極右デモ隊が「慰安婦は偽りだ」と叫ぶたびに「歴史を否定してはならない」というプラカードと慰安婦被害者パク・ヨンシムさんなどの写真を高く掲げた。「戦争犯罪を否定する声は消えなければならない」というプラカードを持って、友人たちと共にデモに参加した日本人たちもいた。
「あなたたちは大きな罪を犯している。大韓民国を冒涜している」という韓国極右デモ隊の叫び声が道路の向こうまで鳴り響いた。そのたびにベルリン地域で活動する「極右に反対するおばあさんたち」の活動家、アンゲリカ・クリューガーさん(65)は手でやめろとジェスチャーを取った。極右ネットワークと戦争犯罪に反対する活動をしてきたクリューガーさんは「彼らはまるで日本政府のように、韓国から飛んできて私たちに少女像を撤去しろと言うが、ベルリンに住んでいる市民として私たちは、少女像が二度と繰り返されてはならない性暴力と戦争犯罪を知らしめる平和の象徴としてここに残ることを願う」と語った。
【写真】今月26日、ドイツ・ベルリンのミッテ区の少女像前で、イ・ウヨン研究委員、チュ・オクスン大韓民国母親部隊代表、キム・ビョンホン韓国史教科書研究所長などが属する慰安婦詐欺清算連帯が平和の少女像の撤去を求めるデモを行っている//ハンギョレ新聞社
2020年にベルリンのミッテ区に設置された少女像は、日本政府の抗議などで数回撤去の危機にさらされたが、16日、緑の党と左派党が区議会で賛成多数で「永久存置決議案」を出し、ベルリンの記念物になる可能性が高いとみられている。ベルリン自由大学の韓国学科で勉強し、慰安婦問題を知ったというヨハネ・エンゲルマンさん(25)は、「慰安婦問題は、韓国の特殊な歴史事例ではない。ドイツ人たちはこれを普遍的人権問題として捉えている。公共の場で歴史的事実を否定する韓国の極右デモ隊の行動は理解に苦しむ」と話した。
ドイツ警察などが出動して集会を見守る中、チュ・オクスン大韓民国母親部隊など4人で構成された慰安婦詐欺清算連帯はデモをユーチューブで中継し、後援金を募った。彼らは30日まで少女像の前で1日2回の集会届を出したという。
ベルリン/ナム・ウンジュ通信員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/europe/1048544.html
韓国語原文入力:2022-06-27 02:41
https://japanese.joins.com/JArticle/292558?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2022.06.27 10:18
■ドイツ・ベルリンに行った韓国市民団体、少女像撤去主張…「詐欺はやめよ」
【写真】ドイツ・ベルリンで少女像の撤去を主張する韓国市民団体[写真 朱玉順氏のSNS]
お母さん部隊の朱玉順(チュ・オクスン)代表など保守団体関係者がドイツ・ベルリン現地に設置された慰安婦少女像の撤去を主張した。
朱代表は26日、フェイスブックに自身と他の2人の関係者がベルリン現地の少女像前でデモを行う場面が写った写真を公開した。
写真で朱代表などが持っている横断幕には「Stop Comfort Women Fraud!(慰安婦詐欺はもうやめよう!)」という内容が記されていた。ドイツ語と日本語でも同じ内容が書かれていた。
朱代表や国史教科書研究所の金柄憲(キム・ビョンホン)所長、落星台(ナクソンデ)経済研究所研究委員の李宇衍(イ・ウヨン)氏、吉田健志氏など「慰安婦詐欺精算連帯」所属の4人はこの日から30日までベルリン少女像前で遠征デモを行う。
ドイツ女性団体をはじめ、市民団体の極右に反対する被害者、ドイツ金属労組国際委員会、ドイツ執権社会民主党(SPD)ミッテ区青年委員会、ベルリン日本女性連合、ベルリンに少女像を建設したコリア協議会所属の100人余りはこの日少女像の向い側で対応デモを開いた。彼らは朱代表などに向かってドイツ語と韓国語で「家に帰れ」「さらに学んで」というスローガンを叫んで対抗した。
ベルリン市ミッテ区の「平和の少女像」は2020年9月25日区の共用敷地に1年期限で設置された。その後、ミッテ区議会は永久存続決議案を議決した。
https://japanese.joins.com/JArticle/292500?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2022.06.24 11:14
■ドイツ少女像撤去を求める集会開催を予告した韓国市民団体の正体
韓国の市民団体がドイツに設置された「平和の少女像」の撤去を求める集会開催を予定し、論議が巻き起こっている。「大韓民国お母さん部隊」の朱玉順(チュ・オクスン)代表、『反日種族主義』の共同著者で落星台(ナクソンデ)経済研究所研究委員の李宇衍(イ・ウヨン)氏らは「慰安婦詐欺清算連帯」という団体を今年1月に結成した。彼らは25日から30日までドイツのベルリンを訪問して平和の少女像の撤去を要求する集会を開催する予定だ。
お母さん部隊の朱代表は代表的な親日極右団体要人と知らされている。朱氏は韓国で日本不買製品運動が起きた当時、安倍晋三首相に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が謝罪すべきだという主張も展開した。また、最近まで駐韓日本大使館前で開かれる水曜集会近所でピケデモを通じて「慰安婦は偽りの扇動」とも主張した。
落星台経済研究所の李宇衍研究委員は『反日種族主義』を共同執筆した。この書籍には日本の韓国植民地支配が韓国の経済発展に肯定的な影響を及ぼしたという主張が展開されている。例えば「植民地経済の均衡発展のために鉱工業を中心にした産業構造の高度化を行ったことからどの国の植民地支配とも完全に区別される特殊な工業化を経た」とし「植民知社会の経済発展という面で大変重要な意味を持つ」と記した。
一方、コリア協議会などドイツ内の少女像設置を推進していた在独市民団体は彼らの集会に対応する平和集会を開催する予定だ。これを受け、ドイツ現地で韓国市民団体間の摩擦が発生する可能性もある。
https://japanese.joins.com/JArticle/292469?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2022.06.23 14:16
■ドイツ少女像撤去しに行く韓国市民団体…独ミッテ区公務員「信じられない」
韓国極右団体のメンバーが25日から30日までドイツ・ベルリンで「平和の少女像」撤去を求めるデモなどを開催すると今月14日、産経新聞が報じた。これに対して23日、コリア協議会などドイツ内の少女像設置を推進していた在独市民団体はこの期間に平和デモを開き、彼らの歴史歪曲(わいきょく)行為を知らせると明らかにした。
コリア協議会の韓静和(ハン・ジョンファ)代表はこの日、TBSラジオ番組「キム・オジュンのニュース工場」とのインタビューで「韓国極右の人々が少女像撤去のためにドイツを訪問するのは今回が初めて」としながら「(ミッテ区の公務員も)最初は信じられないと言って『このグループを知っているか』と聞いてきた」と説明した。
平和の少女像は2020年9月25日に当初ベルリン・ミッテ区に1年という期限付きで設置された。日本政府がドイツ側に撤去を要求してミッテ区は設置2週後に撤去命令を下した。だが、コリア協議会が少女像撤去命令効力執行停止申請を出すとミッテ区は存置決定を下した。ミッテ区は昨年、区庁都市空間芸術委員会の勧告により設置期限を今年9月28日まで1年延長することにした。
韓代表は「ミッテ区議会が一昨日(少女像)永久措置案を通過させてミッテ区庁の立場を待っている状況」としながら「過去2年間、日本極右が(ミッテ区庁公務員に)悪質なメールを送ってきたが、今は韓国保守団体もそのようなメールを送ってきていて区庁も困り果てている」と説明した。
産経報道によると、「大韓民国お母さん部隊」の朱玉順(チュ・オクスン)代表、『反日種族主義』共同著者で落星台(ナクソンデ)経済研究所研究委員の李宇衍(イ・ウヨン)氏らは「慰安婦詐欺清算連帯」という団体を今年1月に結成した。訪独期間、ベルリン・ミッテ区の当局者とベルリン市議会に声明書や意見書を提出し、現地で記者会見を開く。少女像付近での撤去デモも予定されている。