三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「イ・グン氏「ウクライナでの韓国人死亡報道、正確には韓国生まれの米国人狙撃手」」

2022年06月07日 | 個人史・地域史・世界史
https://japanese.joins.com/JArticle/291855?servcode=400&sectcode=400
「中央日報日本語版」 2022.06.07 07:54
■イ・グン氏「ウクライナでの韓国人死亡報道、正確には韓国生まれの米国人狙撃手」
 ロシアのウクライナ侵攻に対抗してウクライナ国際義勇軍に合流し、負傷のため最近帰国した元韓国海軍大尉でユーチューバーのイ・グン氏は、韓国生まれの米国人狙撃手がウクライナで戦死したと伝えた。
 イ氏は6日、自身が運営するユーチューブチャンネル「ROKSEAL」に、「歴史を忘れた国は未来がない」として顕忠日のこの日に顕忠院を訪問した写真を公開してこのように明らかにした。
 イ氏はコミュニティに「最近複数のメディアでウクライナでの韓国人の死亡を報道した。正確な情報をお伝えする。私のチームが作戦したのと同じ地域でロシア軍と戦闘を行っている間に、韓国生まれの同僚が戦死した」と投稿した。続けて「彼は元米海兵隊将校であり狙撃手だった」と付け加えた。
 イ氏は「顕忠日は韓国の自由と暮らしを守るために殉職した人々を賛える日だ。彼らの奉仕と犠牲がなかったとすれば今日の韓国はなかっただろう。韓国戦争(朝鮮戦争)後に韓国ととともに戦った同盟国も記憶しよう」とした。
 外交部は最近ウクライナに義勇軍に参加した韓国人が死亡したという情報を入手し事実確認を進めている。
 一方、イ氏は3月初めにウクライナ国際義勇軍として参戦するため無断で出国し、旅券法違反の容疑で告発された。
 その後イ氏は負傷して先月27日に治療を目的に帰国した。イ氏は治療後ウクライナに戻りたいとの意思を明らかにしているが、警察はイ氏に出国禁止措置を下し、治療の経過を見ながら調査するという方針だ。


https://japanese.joins.com/JArticle/291795?servcode=400&sectcode=400
「中央日報日本語版」 2022.06.03 14:59
■ウクライナから帰国の韓国軍出身イ・グン氏、非難ユーチューバーに「戦場なら射殺」

【写真】元海軍特殊戦団(UDT/SEAL)大尉のユーチューバー、イ・グン氏(左)が「カロセロ研究所」に向けて「お前が負けだ」と批判した。 [イ・グン氏 インスタグラム、カロセロ研究所映像キャプチャー]

 元韓国海軍特殊戦団(UDT/SEAL)大尉のユーチューバー、イ・グン氏が、「カロセロ研究所」に向かって「お前が負けだ」と批判した。
 イ氏は2日、自身のユーチューブチャンネル「ROKSEAL」のコミュニティーにカロセロ研のキム・セウィ代表が涙を流している写真を載せ、「かわいそうなルーザー、もうつぶれたのか?」とコメントした。
 イ氏は「お前たちは韓国で暮らしていることをありがたく思え。我々が戦場で会ったとすれば、お前の行動をスパイ行為と認知してすぐに射殺したはず」とし「カロセロ研、お前の負けだ」と書いた。
 今回の京畿道(キョンギド)知事選挙で国民の力の金恩慧(キム・ウンヘ)候補が共に民主党の金東ヨン(キム・ドンヨン)候補に8000票差で逆転負けした中、カロセロ研運営スタッフの康容碩(カン・ヨンソク)弁護士が5万4000票を受けたことをめぐり、与党支持層から批判が出ている状況を狙ったものとみられる。
 イ氏は英語で「この3人のユーチューバーは自分たちを『カロセロ研』と呼ぶ。キム・セウィはMBCで解雇され、康容碩は腐敗した弁護士であり前科者だ。キム・ヨンホは失敗した言論人」とし「彼らは有名人や政治家の名誉を傷つけることで利益を得る。それで韓国社会の寄生虫として知られている」と非難した。
 最後に「私は彼らのサイバー犯罪と名誉毀損に対して訴訟を提起し、彼らが法の審判を受けるまでやめない」と強調した。
 一方、カロセロ研は3月の放送で「イ元大尉は治安が良いポーランドのホテルで宿泊していて毎日朝食を食べている」という趣旨で主張したネットユーザーのコメントを紹介し、「イ大尉のポーランドホテル休息説」を広めた。
 イ氏は先月13日、SBS演芸ニュースの書面インタビューで「ホテル休息説や死亡説などの噂はすべて偽」とし「戦場で広がるそのようなフェイクニュースは宣伝にすぎず、非常に危険な行動」と明らかにした。
 イ氏はロシアによるウクライナ侵攻後、国際義勇軍として参戦するとして政府の許可なく出国し、3カ月後の先月27日に仁川(インチョン)国際空港を通じて帰国した。警察はイ氏に旅券法違反容疑を適用して取り調べを行う方針だ。


https://japanese.joins.com/JArticle/291558?sectcode=A10&servcode=A00
「中央日報日本語版」 2022.05.31 14:43
■独メディア、ウクライナ参戦韓国元大尉の戦闘映像放送…機関銃を撃ってミサイルでタンク照準

【写真】イ・グン氏。[写真 ウクライナ国際旅団 フェイスブック キャプチャー]

 ロシアの侵攻を受けたウクライナに外国人義勇兵として参戦した元韓国海軍特殊戦戦団大尉のユーチューバー、イ・グン氏(38)の活動の映像が、海外メディアで放送された。
 ドイツ公営放送ARD傘下のターゲスシャウは28日(現地時間)、「ウクライナの外国人戦士」と題した5分44秒のリポートで、イ氏の活動の姿とインタビューを扱った。映像には、イ氏が機関銃を発射し、イ氏のチームが対戦車ミサイルで装甲車やタンクに照準を合わせる姿があった。一部の映像はイ氏が提供したという字幕も付いていた。
 イ氏はインタビューで「世界的な超強大国の一つである敵と戦うのは厳しい。相手は数トンの弾薬を保有し、砲兵と共に戦いながら砲火を浴びせる」とし「過去にソマリアとイラクで多くの経験をし、自分が(この戦争の)役に立てると考えた」と話した。
 続いて「我々はウクライナのマリウポリを救いたかったが、不幸にもそこはは陥落した」とし「しかし戦い続ければ士気が上がり、またやり遂げることができる」と語った。さらに「もっと多くの結果を出せればよかった。2、3回は死ぬ思いをした」とし「多くの人が私に『あなたは十分にやった。ひざをけがした』と話すが、私としてはウクライナが勝利する時までもっと多くの結果を出したい」と話した。
 実際、ウクライナ側もSNSとメディアにイ氏を「作戦リーダー」と紹介し、「ウクライナ軍はイ氏の特別な作戦経験のために彼を作戦リーダーとして配置し、ロシア軍対抗任務で多くの裁量権を与えた」と明らかにしていた。
 一方、イ氏は27日、膝の治療のため帰国した状態だ。イ氏は「両膝の十字靭帯損傷で手術が必要だと言われた」と明らかにした。帰国時のインタビューでイ氏は再参戦について「回復と治療のために出てきたので、私は(ウクライナに)戻りたい」とし「戦争は終わっていないので、やるべきことが多い。私たちが頑張って戦闘を続けなければいけない」と話した。
 警察はイ氏の旅券法違反容疑などに関して本格的な捜査に入る一方、出国禁止手続きを進めた。外交部は3月、ウクライナに出国したイ氏を旅券法違反容疑で警察に告発した。旅行警報第4段階が発令されたウクライナに政府の許可なく訪問・滞在して旅券法を違反すれば、1年以下の懲役刑または1000万ウォン(約100万円)以下の罰金刑が科される。


https://japanese.joins.com/JArticle/291674?servcode=A00&sectcode=A00
「中央日報日本語版」 2022.05.31 15:53
■【写真】ウクライナで機関銃を発射しているイ・グン氏

【写真】ウクライナで機関銃を発射しているイ・グン氏(写真 ターゲスシャウ放送)

 ロシアの侵攻を受けたウクライナに外国人義勇兵として参戦した元韓国海軍特殊戦戦団大尉のユーチューバー、イ・グン氏(38)の活動の映像が、海外メディアで放送された。映像には、イ氏が機関銃を発射し、イ氏のチームが対戦車ミサイルで装甲車やタンクに照準を合わせる姿があった。


https://japanese.joins.com/JArticle/291571?servcode=400&sectcode=400
「中央日報日本語版」 2022.05.29 13:21
■ウクライナ救護活動家「韓国人義勇軍、ロシアの戦車10台撃破…英雄扱い」主張

【写真】フルーティストのソン・ソルナム氏(左)とユーチューバーのイ・グン氏。[フェイスブック キャプチャー]

 ウクライナ国際義勇軍として参戦して負傷し治療のため韓国に帰国した元韓国海軍大尉のユーチューバー、イ・グン氏が戦闘で大きな功績を立てたという主張が提起された。
 ウクライナで救護活動中であるフルーティストのソン・ソルナム氏は26日、自身のフェイスブックにイ氏とともに撮った写真を上げ「イ・グンはウクライナ国際義勇団唯一の特殊部隊を率いるリーダーだった」と話した。
 ソン氏は「これらすべてはウクライナ情報局を通じて認められ、ウクライナ国防相を通じ彼がいかに多くの業績を残したのか聞くことができた。行く先々で彼は英雄として扱われウクライナ国防相と英BBCなどから電話が続いた」とした。
 続けて「いまは韓国に行ったら監獄で何をするかも考えているというイ・グン大尉は監獄に行っても大韓民国人として残るとしむしろこちらに残った黒髪の米国人である私を慰労した。きょうは1人ではなく100人を私の車に乗せたようだ」と書いた。
 また、ソン氏はイ氏が帰国した27日に投稿し「ひとつ確実なのはイ・グン大尉は戦車10台以上を撃破する業績を立て、そのほかにも多くの秘密任務などをほぼ完璧に遂行した」と主張した。
 これに対する証拠は「ウクライナ情報局と衛星写真、ボディカメラを通じて確認できるし、実際に認めらもした。ウクライナ国防相が直接イ・グン大尉を気にかける状況だけ見ても十分だと思う」と付け加えた。
 合わせてソン氏は「いま残っている韓国人2人もこれまでハルキウ方面での戦闘が厳しく精神的にとても大変だろうと考えたりもした。一般部隊員はそれぞれ他の義勇軍部隊の状況を知る術がない」とイ氏のほかに戦争に参加した韓国人に言及した。
 最後に「今後ロシア側で入隊した義勇軍と互いに戦わなければならないだろうが、そうなると本当に同じ民族同士で殺し合う悲惨な状況がくるかもしれない。もう大韓民国から来ることを心から止めたい」と伝えた。
 一方、イ氏は3月初めに義勇軍参戦のためウクライナに向け無断で出国してから3カ月ぶりの今月27日に帰国した。
 警察は旅券法違反容疑で告発されたイ氏に出国禁止手続きを進め、治療経過と健康状態を考慮して調査日程を定める方針だ。
 イ氏は警察の調査に誠実に協力するとしながらも「回復と治療のために出てきたもので、私は(ウクライナに)戻りたい気持ちだ。戦争が終わっておらずするべきことが多い。私たちはもっと熱心に戦わなければならず、戦い続けるべき」と話した。


https://japanese.joins.com/JArticle/291546?servcode=A00&sectcode=A00
「中央日報日本語版」 2022.05.27 14:36
■帰国したイ・グン氏「戦いに行ったのではない…ウクライナ市民権も拒絶」

【写真】イ・グン氏[イ・グン氏 インスタグラム キャプチャー]

 ウクライナ外国人義勇兵部隊「国土防衛軍国際旅団」に参加した韓国海軍特殊戦団(UDT/SEAL)大尉出身のユーチューバー、イ・グン氏が27日に韓国に帰国して「心だけは戻りたい」と話した。
 イ氏はこの日午前7時30分ごろ仁川(インチョン)国際空港を通じて帰国した。今年3月にウクライナを侵攻したロシア軍に対抗して参戦すると言って無断で出国してから約3カ月ぶりだ。
 検疫や入国手続きなどを終えてこの日午前9時30分ごろに入国ゲートに姿を表わしたイ氏は「戦いに行ったのではなく、人を保護するために行った」とし「(1週間の自宅隔離後)警察調査に協力して罰を受ける」と述べた。イ氏は任務遂行の中で民間人に対するロシア軍の攻撃蛮行についても言及した。
 イ氏は「この目で戦争を見ながら多くの犯罪行為を目撃した」とし「ウクライナ到着後に遂行した初めてのミッションで車両を運転していた民間人が銃に撃たれて倒れるところを目撃した」と伝えた。
 イ氏は現場で負傷してリハビリ治療のために帰国したという。イ氏は「両側の十字靭帯が損傷して手術を受けなければならない」とし「ウクライナ軍病院から別の所で(治療)するよう勧められた」と話した。
 再参戦に関しては「回復と治療のために出てきた。私は(ウクライナに)戻りたい気持ち」としながら「戦争は終わっておらずやるべきことが多い。私たちはもっと一生懸命に戦わなければならず、戦い続けなければならない」とも話した。
 イ氏はウクライナ政府から市民権の提案を受けたが断ったとし「私は韓国人」と話した。イ氏は「罰金を避ける、裁判を避ける、こういう(疑いをかけられかねない)ウクライナ市民権は受けるべきではないと考えた」と説明した。
 イ氏は取材陣インタビューを終えた後、一行の助けを借りるなどやや歩きにくそうな様子で移動した。イ氏は空港の外に事前に準備されていた車両に乗り込んだ後、空港を後にした。
 一方、警察は旅券法違反容疑で告発されたイ氏がこの日自発的に帰国したことから関連調査を本格的に進める方針だ。
 これに先立ち外交部は3月にウクライナに出国したイ氏を旅券法違反容疑で警察に告発した。韓国政府はロシアがウクライナを侵攻する直前の今年2月中旬からウクライナに「旅行禁止」に当たる旅行警報第4段階を発令して入国を禁止したことがある。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/43589.html
「The Hankyoreh」 2022-05-27 09:56
■ウクライナで参戦した韓国人予備役大尉が帰国…警察「健康を考慮して調査」
 マスコミとのインタビューで、「前十字靭帯破裂の負傷」

【写真】予備役大尉のイ・グン氏=イ・グン氏のインスタグラムのキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 ウクライナ国際義勇軍として参加した予備役大尉(海軍特殊戦戦団)のイ・グン氏(38)が、27日朝帰国した。
 26日の本紙の取材を総合すると、イ氏は韓国時間で同日夕方、ポーランドのワルシャワ・ショパン空港を出発し、27日朝に仁川国際空港に到着した。イ氏は帰国前、YTNとのウクライナ現地インタビューで「浸透作戦中に前十字靭帯が破裂する負傷を負った」と明らかにした。
 韓国政府は2月末、ロシアのウクライナ侵攻後、ウクライナへの渡航を禁止したが、イ氏は3月初めにロシア軍と戦うとしてウクライナへと出国した。外交部は即時イ氏をパスポート法違反の疑いで警察に告発した。
 ソウル警察庁は、「イ・グン大尉が帰国したら、負傷部位の治療経過と健康状態を考慮し、後日日程を決めて調査する」と明かした。これに先立ち、イ氏と共にウクライナに出国し、先に帰国した2人は、ソウル警察庁でパスポート法違反の疑いで調査を受けている。旅行警報4段階が発令されたウクライナに政府の許可なしに訪問・滞在しパスポート法に違反すると、1年以下の懲役刑または1千万ウォン以下の罰金刑を受ける場合がある。
イ・スンジュン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1044600.html
韓国語原文入力:2022-05-27 00:13


https://japanese.joins.com/JArticle/291508?servcode=A00&sectcode=A00
「中央日報日本語版」 2022.05.26 15:48
■韓国軍出身のウクライナ戦争参戦軍人「深刻なけがではない…十字靭帯損傷」
 ロシアの侵攻を受けたウクライナで外国人義勇兵として活動中に負傷した韓国海軍特殊戦団出身ユーチューバーのイ・グン氏(38)が、膝十字靭帯損傷で国内で治療を受けることが明らかになった。
 YTNの26日の報道によると、イ氏は近く帰国して両膝前十字靭帯損傷の治療に入る予定だ。現在治療のためにウクライナ国内の安全地帯にいるイ氏は「深刻なけがではないので心配しないでほしい」と伝えた。
 浸透作戦中に負傷したというイ氏は「両膝を負傷した。全治3カ月ほどと思うが、医師から手術が必要だと言われた」と話した。イ氏は2週間、現地の軍病院で治療を受けているという。
 イ氏は現地戦場での活動について「(戦場で)特殊作戦をし、敵地の中に入って任務をした」とし「オデッサ、ヘルソン…今の状況はかなり良くないので他のところについて私が話すことはできない」と語った。
 イ氏は現地でロシア軍の戦争犯罪を数多く目撃して記録したとし、「今回の戦争は善と悪の対決だ」と主張した。イ氏は「民間人がずっと逃げようとしている。車に乗って運転をしても、そのような車に(ロシア軍は)攻撃した」とし「私は目で確認し、カメラで録画もした」と話した。
 また「自分に対する非難の世論は知っているが、ウクライナの人々を守るのが当然だと考えて参戦した」とし「特殊部隊将校出身で十分に役に立てると知りながらも何もしなければ、むしろそれが私にはより大きな犯罪だと考える」と語った。
 イ氏は前日にもインスタグラムで「その間、私の悪口を熱心に言っただろうか。まだ生きていて申しわけない」とし、自身の現地活動写真を数枚載せた。
 一方、イ氏は外交部のウクライナ「旅行禁止措置」を守らず旅券法違反の疑いで告発された状態だ。旅券法を違反すれば1年以下の懲役または1000万ウォン(約100万円)以下の罰金処罰と同時に旅券無効化などの行政制裁を受ける。これに関連しウクライナ国防相は在韓ウクライナ大使館を通じて韓国政府にイ氏に対する善処を要請したと、YTNは報じた。


https://japanese.joins.com/JArticle/291254?servcode=200&sectcode=200
「中央日報日本語版」 2022.05.20 09:36
■イ・グン氏が韓国に帰ってくる…ウクライナ国際旅団「治療のために帰国予定」

【写真】イ・グン氏。[写真 ウクライナ国際旅団 フェイスブック キャプチャー]

 ウクライナ戦争に義勇軍として参戦した元韓国海軍特殊戦団大尉のイ・グン氏(38)がまもなく韓国に帰国する見通しだ。ウクライナ国際旅団側は現地時間で19日、SNSを通じてイ氏が治療のために一時帰国すると伝えた。
 ウクライナ国際旅団側は「銃を取った我々の兄弟であり友であるキャプテン、ケン・リー(イ氏の英名)が戦場で負傷した。ケンはウクライナ陸軍医療スタッフから治療を受けたが、リハビリ治療のために帰国する予定」と明らかにした。
 ただしイ氏が国際軍団の服務を完全に終わらせるのではないと説明した。ウクライナ国際旅団側は「彼はすぐに服務を再開するだろう。可能な限り早く、再びウクライナ国民を守りに来るだろう」と伝えた。あわせて「ケン、あなたの支援に感謝する。我々はあなたがはやく回復して復帰することを首を長くして待っている」と付け加えた。
 これに先立ち、イ氏が運営するYouTubeチャネル「ROKSEAL」の管理者は今月14日、コミュニティ掲示文を通じて「イ・グン大尉が最近敵地で特殊偵察任務を指揮して負傷した」と明らかにした。イ氏本人も14日、ウクライナメディアとのインタビューを通じて負傷事実を知らせた。
 イ氏は「ウクライナ南部に行って作戦を遂行した。私のチームは現在もそこで任務に当たっているが、私は最後の作戦で負傷したため軍の病院で数日過ごす」と説明した。
 続いて「国ごとに法律が異なるが、韓国の法律は非常におかしい。私が帰国した時、ただこの戦争に参加したという理由だけで私を空港で逮捕しようとするだろう」と訴えた。あわせて「ウクライナ政府から数通の手紙(嘆願書)をもらう計画だが、それが法廷で役立つことを願う」と述べた。
 イ氏は「すでに弁護士を選任しているが、私は監獄に閉じ込められる危険がある。しかし、ウクライナに来たことは依然として正しい決定だと考えている。私はここにいて、戦争に一助となっている。ウクライナの人たちと共に戦い、嬉しい」ともした。


https://japanese.joins.com/JArticle/291196?servcode=A00&sectcode=A00
「中央日報日本語版」 2022.05.18 17:17
■ウクライナ政府高官「イ・グンは作戦リーダー、多くの裁量権与えた」
 ウクライナ政府高官が自身のSNSに外国人義勇兵部隊に合流した元韓国海軍特殊戦団大尉のユーチューバー、イ・グン氏を「作戦リーダー」として紹介し、彼が「韓国に帰国すれば逮捕されるだろう」と言及した。
 ウクライナのゲラシェンコ内相顧問は16日、自身のツイッターに「聞いたところイ氏は韓国で有名なブロガー(ユーチューバー)のようだ。彼は韓国が自国民のウクライナ入国を禁止しており帰国したら逮捕されると話す」と紹介した。
 その上で「ケン・リー(イ氏の英語名)は韓国特殊部隊出身で、現在はウクライナ国際軍団の戦闘員。ウクライナ軍は彼の特別な作戦経験のため彼を作戦リーダーとして配備し、ロシア軍対抗任務において多くの裁量権を与えたと聞いている」と付け加えた。ゲラシェンコ氏はツイートに義勇軍として活動するイ氏の姿など数枚の写真もともに投稿した。
 一方、イ氏は14日に現地メディアのノーボエブレーミャとのインタビューで「韓国ではウクライナに滞在することが違法なので私が戻れば戦争に参加したという理由で空港で逮捕されるだろう。私はウクライナ政府から多くの公文書を受ける予定であり、これが裁判に役立つように願う」と明らかにしている。
 続けて「監獄に閉じ込められるリスクはあるが私は正しい決定を下したと信じ、良い装備を得て準備をしっかりとしてここに戻るだろう。ここでウクライナの状況を変え、ウクライナ軍とともに働けてうれしい」と話した。
 韓国政府は2月中旬から国民のウクライナ旅行を禁止しており、3月初めに出国したイ氏は旅券法違反容疑で告発された状態だ。イ氏側は15日にユーチューブチャンネルを通じ「イ氏が最近敵地で特殊偵察任務を指揮して負傷した。現在軍の病院に運ばれた」と明らかにしている。


http://japan.hani.co.kr/arti/international/43483.html
「The Hankyoreh」 2022-05-17 06:59
■ウクライナに参戦した特殊部隊出身の韓国人ユーチューバー「作戦中に負傷…数日入院」
 戦争初期、韓国人約10人が参戦…アジア人は少数 
 プーチン大統領とウクライナはいずれも諦めない 
 「戦争はすでに世界大戦だと思う…当分続くだろう」

【写真】韓国海軍特殊部隊出身のユーチューバー、イ・グン氏=イ氏のインスタグラムよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 ウクライナ戦争に義勇軍として参加した韓国海軍特殊部隊出身のユーチューバーのイ・グン氏(元大尉)が、ウクライナ現地メディアとのインタビューで「最近、作戦中に軽い負傷を負った」と語った。また戦争が長期化するという見通しを示した。
 ウクライナの週刊誌「ノーボエ・ブレーミヤ」は14日(現地時間)、ホームページにイ氏のインタビュー記事を掲載した。同氏はインタビューで、自分の軍事活動経歴について、「韓国の特殊部隊員として2009年から11年までソマリアで人質救出作戦など、多くの対テロ作戦を遂行し、多くの戦闘経験を積んだ」とし、「その後はかなり厳しい時期にイラクにいて、ウクライナにはキーウが敵の攻撃で危機に陥った戦争初期(3月初め)に来た」と話した。
 ウクライナでの活動については、「(キーウ西北の都市)イルピンで任務を遂行したが、同僚2人が負傷するなど、それほど成功的ではなかった。イルピンを解放するためにロシアの戦車や装甲車、兵士に対抗して戦い、最終的にロシア軍を追い出すことができて嬉しい」と語った。さらに「イルピン戦闘の後、ウクライナ南部に移り、私が所属しているチームはまだそこで任務を遂行しているが、私は最後の作戦で負傷し、検査を受けて軍病院で数日を過ごさなければならなかった」と付け加えた。
 イ氏はウクライナ戦争に参戦することになった動機について、「テレビで何が起きたのか見た。ロシアが主権国家を侵犯する可能性があるという事実が信じられなかった」とし、「特殊部隊出身で、軍事的に支援できる技術を持っている私が、何もせずテレビを見ているのは誤りであり、犯罪だと考えた」と語った。同氏は「母親が参戦に反対したが、誰かはウクライナに行って助けなければならないと家族を説得した」と話した。
 ウクライナで辛かった点としては寒さと食べ物を挙げた。イ氏は現地に到着した3月初め、ウクライナの天気は韓国より寒く、戦闘を進めるのが困難だった当時を振り返った。また、前方で3食共にチキンポリッジ(鶏粥のような食べ物)を食べていたが、それだけでは不十分で、キーウに来るたびに栄養補給をしたという。
 彼はまた、一緒に作戦したウクライナ特殊軍はよく訓練された軍隊だとしながらも、文化と考え方の違いによる困難もあったと語った。そして、「韓国軍と米軍は作戦計画を立てることに力を入れるが、ウクライナ軍はこれとは違って即興的でそのまま行って戦おうというやり方だった」と話した。また「戦争初期から戦場に韓国人が10人ほどいた」として、「ここではアジア人が珍しく、今も多くのウクライナ人がアジア人を見て驚く」と語った。
 イ氏はまた、「いつか韓国に戻り、より良い装備を持ってウクライナに戻り、勝利するまで私がこれまでやってきたことを続ける」とし、「問題はウクライナに滞在するのが韓国では違法なので、私が帰国すれば、戦争に参加したという理由で、空港で逮捕されるだろう」と話した。同氏は「私はウクライナ政府からいくつかの公文書を受け取る計画であり、それらが裁判に役立つことを願う」として、「収監される恐れがあるが、正しい決定を下したと信じている」と語った。
 イ氏は、この戦争がどのように終わると思うかという質問に対し、「ウクライナが勝利できなければ、ロシアに反対する諸国やNATO(北大西洋条約機構)加盟を目指す国々は危険に陥るだろう」とし、「ロシアは攻撃を止めないだろうし、だからある意味世界大戦だと思う」と答えた。また「ロシアのプーチン大統領は簡単に諦める人ではなく、ウクライナも当然屈服しないだろう。戦争は当分続くと思う」と付け加えた。イ氏は、大韓民国海軍特殊戦旅団(UDT)などで8年間服務した。昨年『カッチャサナイ~愛すべきクズたちの挑戦~』という軍関連リアリティショーにも出演して有名になり、登録者数80万人のユーチューブチャンネルを持っている。
パク・ピョンス先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/europe/1043035.html
韓国語原文入力:2022-05-1616:42


https://japanese.joins.com/JArticle/291100?servcode=A00&sectcode=A00
「中央日報日本語版」 2022.05.16 17:36
■ウクライナで参戦する韓国軍出身ユーチューバー、「プーチンががんで死なない限り戦争続く」
 韓国海軍特殊戦団出身のユーチューバー、イ・グン氏がウクライナ国際義勇軍に参戦している中で現地メディアのインタビューを通じて近況を伝えた。
 イ氏は14日にウクライナ週刊誌ノーボエブレーミャとのインタビューを通じ、「イルピンでの戦闘後ウクライナ南部に移動して戦闘に加わり、この過程で負傷して数日間軍病院で治療を受けた。ロシアがウクライナの首都キーウ奪還に向け集中攻勢を広げていた当時、近郊都市イルピンの中央公園でロシア部隊と激しい戦闘を行った」と説明した。
 イ氏は「韓国軍と米軍は戦闘訓練に対する事前計画を立て多くのエネルギーを注いでいるのに対し、ウクライナ軍は恐れを知らぬ戦士のように猪突的に戦っている。プーチンが病気やがんで死なない限り戦争は続くと思う。ウクライナは絶対にあきらめないため戦争は当分続くだろう」と明らかにした。
 一方、イ氏は韓国旅券法について「国ごとに法律は違うが韓国の法律はとてもおかしい。私が韓国に戻ればこの戦争に参加したという理由で空港で逮捕されるだろう。問題は私がウクライナにいることが違法ということ」と強調した。
 イ氏は「ウクライナ政府から数通の書信を受ける計画であり、彼らが法廷で私を助けることができることを望む。すでに弁護士がいる。投獄の危険を押し切っても私の決定が正しいと信じる」とも話した。イ氏は「テレビを通じてロシアが主権国を侵略するのを見て信じられなかった。私にできることがあり助けることができるのに何もせずに韓国でニュースだけ見ているのは罪悪と変わらない」と付け加えた。


https://japanese.joins.com/JArticle/291055?servcode=400&sectcode=400
「中央日報日本語版」 2022.05.16 07:43
■「韓国軍出身ユーチューバー、負傷で軍病院に搬送」…ウクライナで任務遂行中に
 ウクライナ国際義勇軍に参戦している韓国海軍特殊戦団出身のユーチューバー、イ・グン氏が負傷したと伝えられた。
 イ氏のユーチューブチャンネル「ROKSEAL」のマネージャーは15日、ユーチューブコミュニティの掲示文を通じ「イ・グン氏が最近敵地で特殊偵察任務を指揮していたところ負傷した。軍の病院に搬送された」と明らかにした。
 その上で「新たな知らせが入ってき次第伝える」として詳しいことは明らかにしなかった。
 これと関連し韓国外交部は事実関係など状況把握に出た状況だ。通信社のニュース1によると、外交部当局者は「イ氏側から外交部に特に伝えてきたものはない。状況把握を進めている」と明らかにした。
 同当局者は「ウクライナに無断入国したイ・グン氏とは依然として直接的な連絡がつかない状態」と説明した。
 イ氏は3月に義勇軍として参戦するためウクライナに向け出国した。
 外交部は3月13日からウクライナ全域に対し「旅行禁止」に当たる旅行警報第4段階を緊急発令しており、警察は無断入国して帰ってきた人に対し旅券法違反容疑で送検している。
 外交部によると、義勇軍参戦のためウクライナに向かった韓国人は9人で、先月基準でイ氏ら4人が帰国していない。当局は彼らが帰国し次第調査を進める方針だ。


https://japanese.joins.com/JArticle/291021?servcode=A00&sectcode=A00
「中央日報日本語版」 2022.05.13 14:11
■ウクライナ戦参戦のイ・グン氏「片道航空券だけを手にして来た…韓国代表して戦っている」

【写真】韓国海軍特殊戦戦団(UDT/SEAL)大尉出身のユーチューバー、イ・グン氏が3月30日にウクライナで撮影したとしてインスタグラムに掲載した写真。[写真 イ・グン氏 インスタグラム キャプチャー]

 ウクライナ国際義勇兵として参戦中の韓国海軍特殊戦戦団(UDT/SEAL)大尉出身のユーチューバー、イ・グン氏(38)が近況を伝え、ポーランド逃避説などこれまでのうわさに対して立場を明らかにした。
 13日、韓国のSBS(ソウル放送)芸能ニュースはイ氏と書面インタビューを進めてこれを報道した。
 イ氏は「私は韓国海軍(UDT/SEAL)と海兵隊捜索隊の仲間とともにウクライナに到着し、戦争の最初の週に多国籍特殊作戦チームを創設する任務を引き受けた」と明らかにした。
 最近イ氏と見られる男性が戦闘を行っている映像がオンライン上で話題を集めた。イ氏は「映像の中の男性は本人か」という質問に「(映像は)私と私たちチームが戦闘中の様子だ。当時私たちはイルピン(ウクライナ戦争初期激戦地の一つで、ロシア軍がしばらく占領した地域)を解放させるための作戦を遂行していた。その日、私たちのチーム員のうち2人が負傷し、ロシア軍に対抗して部隊間で激しい戦闘が起きた」と説明した。
 イ氏は続いて、彼自身を巡るうわさに対して「私に対するフェイクニュースは韓国での予備軍訓練不参加、死亡説、ポーランド逃避、ポーランドのホテルでの休息、ポーランドで戦争映画作り、YouTubeコンテンツ作り用参戦説などがある」とし「明らかに私はまだ生きていて戦闘現場を写した姿がある。上記のうわさはすべてフェイクニュース」と強調した。
 イ氏は旅券法違反容疑がもたれていることに対して「侵略者などからウクライナを助けることができるのに、韓国でニュースだけを見るているのは私にとって罪悪」としながら「人間として何が道徳的に正しくて、また何が正しくないのか知るべきだ。ウクライナに入国する時は片道航空券だけを手にして来た」と述べた。
 イ氏は最後に「ウクライナ戦争に参加したという理由で国民全体が私を攻撃しても、私がすることは罪のない人を守ること」としながら「私は相変らず私が韓国人であることが誇らしく、最善を尽くして国を代表するだろう」と明らかにした。
 イ氏は3月6日、インスタグラムを通じてロシアから侵攻されたウクライナを助けるとして無断で出国した。
 外交部は3月13日からウクライナ全地域に対して旅行警報第4段階(旅行禁止)を緊急発令していた。
 イ氏とともに出国して帰ってきたローガン氏は先月18日、インスタグラムを通じて「国と社会に大きな物議をかもした点に対して頭を下げて謝罪申し上げる」とし「最近メディアを通じて知らされた通り、許可なくウクライナに入国してはいけないという点を知りつつもイ・グン氏と共にウクライナに入国した。警察で誠実に調査受けたし、検事の処分を待っていると話した。
 先月11日、ソウル警察庁はローガン氏をはじめイ氏ら5人を旅券法違反容疑で検察に送検した。
 外交部によると、義勇軍参戦のためにウクライナに向かった韓国人は9人で、先月基準でイ氏ら4人はまだ帰国しないでいる。当局は彼らが帰国し次第、調査を進める方針だ。


https://japanese.joins.com/JArticle/290871?servcode=200&sectcode=220
「中央日報日本語版」 2022.05.10 11:54
■帰国した韓国人義勇軍「30メートル前で爆撃…部隊員の半分が吹き飛んだ」

【写真】ロシアの攻撃で破壊されたハリコフの学校

 ウクライナ戦争に参戦して帰ってきた韓国人義勇軍が、近距離に砲弾が落ち部隊員の半数が死亡したと主張した。
 JTBCが10日に報じたところによると、検察は韓国人義勇軍A氏を旅券法違反容疑で捜査中だ。A氏は許可なく旅行禁止地域であるウクライナを訪問した容疑を受けている。
 A氏は前日の9日に、JTBCとのインタビューで3月13日にウクライナ西部ヤボリウの軍事基地でロシアのミサイル攻撃を受けた当時の状況を公開した。この軍事基地は外国人義勇軍が訓練を受ける所だ。
 A氏は当時20発のミサイルが浴びせられたと主張し、「30~40メートル近くで火の手が上がった。(ミサイルで)弾薬庫が撃たれて。銃声なのかミサイルの音なのか区別できなかった」と話した。
 また「最初に将校のテントが吹き飛び指揮官が戦死してしまった。2番目に兵士のテントと食堂、期間兵の半分が飛んで行った。そして弾薬庫と倉庫が吹き飛んでしまった」と振り返った。
 A氏は「本当に泣きたかった。横にいた友達がミサイルが落ちるたびにうなだれた。最初は恐ろしかったが2~3回目のミサイルからは恐くなかった。横にいる(同僚を)肌の色は違うが、家族だと考え一緒にこらえた」と話した。
 彼は爆撃時にパスポートと携帯電話をなくし、パスポート再発行などのために帰国したが、旅券法違反で告発されて出国できず捜査を受けている。
 旅券法違反容疑が認められれば1年以下の懲役または1000万ウォン以下罰金に処される可能性がある。
 一方、A氏は「居住移転と良心の自由を制限された」として旅券法関連条項に対する憲法訴願を提起した。


https://japanese.joins.com/JArticle/290850?servcode=200&sectcode=220
「中央日報日本語版」 2022.05.10 09:13
■「戦場にカメラマン同行?」批判に韓国軍出身ユーチューバー「戦争犯罪証拠確保任務」

【写真】9日イ・グン氏のユーチューブチャンネル「ROKSEAL」関係者が公開したイ氏のウクライナ戦争参戦近況。[ユーチューブ キャプチャー]

 ウクライナ国際義勇軍として参戦中のイ・グン元韓国海軍特殊戦団大尉側が、「イ・グン氏がウクライナにカメラマンを連れてきた」と批判した韓国義勇軍A氏の主張に反論し法的対応を予告した。
 イ氏のユーチューブチャンネル「ROKSEAL」の関係者は9日にユーチューブのコミュニティ掲示板を通じ、ウクライナで任務を遂行しているイ氏の写真を公開し「A氏、イ・グン氏に関する虚偽事実を流布しているが法的検討を進めることをお知らせする」と明らかにした。
 この関係者は「(イ氏とともに出国した)B氏をカメラマンだと虚偽の事実で扇動しているがB氏は海兵隊捜索隊軍曹出身。その方は国際刑事裁判所(ICC)で要請した戦争犯罪証拠資料確保という明確な任務があった。だが状況がとても危険でイ氏の判断でその方を作戦に投じなかった」と説明した。
 続けて「イ氏はウクライナ戦争の始まりから命をかけて戦闘に投入され国際軍団の最も核心的な投手戦チームの指揮官として任務遂行中だ。危険な状況であるだけにイ氏のチームは2カ月以上戦闘しながらこれまで3人の負傷者が出た」と話した。
 関係者は「一般陸軍兵士出身で戦闘経験がないA氏は現在ウクライナで何をしているのか。戦闘経験がない者は義勇軍報道官が絶対志願するなと明確に話した。迷惑になるからだ」と批判した。
 彼は「イ氏はA氏のように単に戦場に立とうとして行ったのではなく、最も影響力のある支援をするために行ったもの」とし、「先進国の特殊戦技術とノウハウ付与」「現場指揮官として作戦戦略付与」「ICCに提出する戦争犯罪証拠資料確保」など参戦の名分を明らかにした。
 イ氏側はまた「ウクライナでは罪のない人々が死んでいっているが韓国人同士でこうしているのが本当に気分が悪い。A氏が広めた虚偽事実に対ししっかりと法的検討をする」と伝えた。
 これに先立ちウクライナの最前線で戦っていると明らかにしたA氏は8日に自身のフェイスブックに「ユーチューバーのイ・グンとローガンは軍隊にカメラマンを連れてきた。他の外国人義勇軍がそれを見てひそひそ話すのを感じられないか」と主張した。
 続けて「(韓国人の)代表のように振る舞っておいて『大韓民国の国民は未開だ』などと話して私たちは何になるのか。サイル1発落ちるのを見て逃げては考えが足りなかったと? 考えは足りなかった。私たちのような苦悩をしなかったし、私たちのような良心を持ってここにきたのではないから」とした。
 A氏はイ氏側が先月28日にユーチューブを通じて寄付金を集めた事実に対しても「破廉恥だ。金を集めるにしても私たちの顔に泥を塗らずにできるのではないか」と非難した。
 その上で「いま私たちにはあのユーチューバー(イ氏ら)と一緒くたに扱われることほど激しい侮辱はない。彼らは私たちの一員ではないのでどうか彼らと一緒にしないでほしい」と付け加えた。
 イ氏は3月にウクライナ義勇軍への合流意思を明らかにし出国した。外交部は3月13日からウクライナ全域に対し「旅行禁止」に当たる旅行警報第4段階を緊急発令し、警察は無断入国して帰国した人に対し旅券法違反容疑で送検した。
 韓国外交部によると義勇軍参戦のためウクライナに行った韓国人は9人で、先月基準でイ氏とチョ氏ら4人が帰国していない。当局は彼らが帰国次第調査を進める方針だ。


https://japanese.joins.com/JArticle/290835?servcode=A00&sectcode=A00
「中央日報日本語版」 2022.05.09 17:29
■韓国軍出身ユーチューバー、ウクライナにカメラマン同行…別の韓国人義勇軍が怒り
 ウクライナの外国人義勇兵部隊に合流した元韓国海軍特殊戦団大尉でユーチューバーのイ・グン氏(38)が動画撮影のためカメラマンと同行しているという主張が出てきた。
 ウクライナ義勇軍で活動中の韓国人チョ氏が8日に自身のフェイスブックに「ユーチューバーのイ・グンとローガン、最初から軍隊にカメラマンを連れてくるのが正気なのか。他の外国人兵士らがそれを見てひそひそ話しているのを感じられないか」と主張した。
 その上で「(韓国人の)代表のように振る舞っておいて『大韓民国の国民は未開だ』などと話して私たちは何になるのか。ミサイル1発落ちるのを見て逃げては考えが足りなかったと? 考えは足りなかった。私たちのような苦悩をしなかったし、私たちのような良心を持ってここにきたのではないから」と付け加えた。
 また「私たちはむしろここで逃げるのを恥じて苦しむ人たち。お前らが何でたびたび私たちの信念と良心に泥を塗るのか」とした。
 イ・グン氏のユーチューブチャンネル運営者が義勇軍活動費名目で寄付金を要請したことに対してもチョ氏は「何日か前から集金も始めたそうだ。マネージャーという人は全財産をはたいて私たちの支援をする方に金も渡さず、1500万ウォンのナイトスコープを買ってこいという」と主張した。
 続けて「私たちにはあのユーチューバーと一緒くたに扱われることほど激しい侮辱はない。彼らは私たちの一員ではない。なのでどうか彼らと一緒にしないでほしい」と話した。
 イ氏は3月にウクライナ義勇軍への合流意思を明らかにし出国した。外交部は3月13日からウクライナ全域に対し「旅行禁止」に当たる旅行警報第4段階を緊急発令し、警察は無断入国して帰国した人に対し旅券法違反容疑で送検した。
 韓国外交部によると義勇軍参戦のためウクライナに行った韓国人は9人で、先月基準でイ氏とチョ氏ら4人が帰国していない。当局は彼らが帰国次第調査を進める方針だ。


https://japanese.joins.com/JArticle/290721?servcode=400&sectcode=410
「中央日報日本語版」 2022.05.05 15:54
■「走って銃を撃つこの人はイ・グン氏」…ユーチューバーが出した証拠

【写真】映像の中の人物がイ・グン氏だとするユーチューバーの分析映像。[写真 インターネット キャプチャー]

 ウクライナでの交戦場面の映像に、韓国海軍特殊戦団(UDT/SEAL)大尉だったインフルエンサー、イ・グン氏に似た人物が登場し、関心を集めている。
 2日、ウェブサイト「FUNKER530」には53秒間のヘルメットカムの映像が掲示された。応急患者を治療する姿、団地で移動しながら交戦する姿などが見える。ヘルメットに付着したカメラで撮影した後に編集した映像だ。
 イ氏とみられる人物は31秒あたりに出てくる。住宅街で同僚と共に敵軍の動きをチェックする姿だ。映像で顔がモザイク処理されているため誰であるかは分かりにくい。映像掲示者は「ウクライナの隊員がロシア軍を相手にした戦闘作戦を公開する」とし「映像の位置はセキュリティー上の理由で公開されなかった。このチームの数人の構成員はウクライナ外人部隊の一員とみられる」と説明した。
 ユーチューブで「特殊戦翻訳チャンネル」というチャネルを運営するユーチューバーはこの映像について確かにイ氏だと主張する映像を掲示した。このユーチューバーはイ氏のインスタグラムの写真と映像の人物が着用している装備を一つずつ比較し、「イ氏が載せた写真の中の装備、パッチまですべてが完ぺきに一致する」と話した。続いて「国際旅団の隊員らの装備は千差万別という点を勘案すると、パッチまですべてが一致して顔の色が東洋人である隊員はイ氏しかいないはず」と推測した。
 交戦映像の序盤には肩を負傷した兵士の姿も登場する。先月17日にウクライナ・キーウ(キエフ)に居住する現地韓国人は自身が運営するユーチューブで「義勇軍の人たちに会った。イ氏のチーム員1人が肩に銃弾を受けて負傷したようだ」と伝えていた。このため一部のネットユーザーは話が一致すると分析した。映像の中の隊員が移動を促しながら英語で「ゴー(Go)、ゴー(Go)」と叫ぶが、この声がイ氏と似ているという意見もある。
 イ氏は3月6日、インスタグラムに出国する写真を公開し、ウクライナで国際義勇軍に合流した。
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