三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「ウクライナ、古代の遺物6000点超を押収 クリミアの盗難品か」 

2022年06月26日 | 国家・社会
「AFP」 2022年6月25日 14:11 発信地:キーウ/ウクライナ
■ウクライナ、古代の遺物6000点超を押収 クリミアの盗難品か

【写真】ウクライナ・キーウのウクライナ歴史博物館に展示された古代の遺物(2022年6月24日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP
【写真】ウクライナ・キーウのウクライナ歴史博物館で会見するイリーナ・ベネディクトワ検事総長(左)とデニス・モナスティルスキー内相(2022年6月24日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP 
【写真】ウクライナ・キーウのウクライナ歴史博物館に展示された古代の遺物を眺めるデニス・モナスティルスキー内相(手前、2022年6月24日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP 
【写真】ウクライナ・キーウのウクライナ歴史博物館に展示された古代の遺物の前に立つ警察官(2022年6月24日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP 

【6月25日 AFP】ウクライナ当局は24日、ロシアに併合されたクリミア(Crimea)半島の博物館から盗まれたとみられる古代の遺物6000点以上を押収したと明らかにした。
 当局はウクライナ歴史博物館(Museum of the History of Ukraine)で会見し、クリミアで高級官僚の立場にあったウクライナの元議員による「違法行為」の捜査中、首都キーウの事務所での家宅捜索から青銅器時代と中世の遺物を発見したと発表。
 イリーナ・ベネディクトワ(Iryna Venediktova)検事総長は、押収したのは「剣やサーベル、かぶと、つぼ、コインなど6000点を超える遺物」だと説明。一部はクリミアの複数の博物館からの盗難品とみられ、推定価値は「数百万ドル」だとしている。
 オレクサンドル・トカチェンコ(Oleksandr Tkachenko)文化情報相は会見で「ウクライナ史上最大の違法コレクションだ」と指摘。
 ロシアの侵攻開始後にウクライナ側に戻ってきたのは象徴的だとして、「(ロシアのウラジーミル・)プーチン(Vladimir Putin)大統領が奪おうとしている私たちのアイデンティティーと文化を、戦時下に取り戻した」と述べた。
 ベネディクトワ氏はさらに、ロシアが占領している南部メリトポリ(Melitopol)の博物館から「スキタイの黄金(Scythian Gold)」と呼ばれる財宝コレクションが盗まれた件についても現在調査中だと説明した上で、「ロシアはわが国を破壊し、国民を殺害するだけでは飽き足らず、歴史まで盗もうとしている」と非難した。


https://www.afpbb.com/articles/-/3372916?pid=23882372
「AFP」 2021年10月27日 18:36 発信地:アムステルダム/オランダ
■クリミアの財宝、ウクライナへの返却命令 オランダ裁判所

【写真】クリミア半島の墓から見つかった鹿をかたどった1世紀ごろの黄金のペンダント。オランダのアラード・ピアソン博物館提供(2016年12月14日提供)。(c)AFP PHOTO / ALLARD PIERSON MUSEUM
【写真】クリミア半島の女性の墓から見つかった2世紀ごろの黄金の耳飾り。オランダのアラード・ピアソン博物館提供(2016年12月14日提供)。(c)AFP PHOTO / ALLARD PIERSON MUSEUM 

【10月27日 AFP】オランダ・アムステルダムの控訴裁判所は26日、ロシアによる2014年のウクライナ・クリミア(Crimea)半島併合前にオランダの博物館へ貸し出されていた金製品コレクションについて、ウクライナ側への引き渡しを命じた。
 引き渡しが命じられたのは、クリミア半島の博物館からアムステルダムのアラード・ピアソン博物館(Allard Pierson Museum)に貸し出された「スキタイの黄金(Scythian Gold)」と呼ばれる財宝コレクション。同半島にある四つの博物館が7年前に返却を求めて集団訴訟を起こしていた。
 クリミアは主権国家ではないためウクライナ政府に返却されるべきだとする2016年の一審の判断を支持した。
 控訴裁判所は、「クリミア半島が安定するまで」ウクライナが財宝を保有すべきだと指摘。「クリミア半島に由来するもので、クリミアの遺産の一部だと考えられるものの、1991年から独立国家として存在するウクライナの文化遺産の一部だ」としている。
 現時点では原告側が最高裁に上告するかは不明。
 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は、「待ちわびた勝利」で「公正な判決」だと歓迎した。
 一方、博物館の代理を務める弁護士は、「極めて遺憾だ」と述べた。
 ロシア文化省は、返却を求めた博物館側を支持しているとした上で、財宝コレクションはクリミア半島で発見されたものであり、もともと展示していた博物館の「所有物だ」としている。
 ロシアのウラジーミル・ドゥジャバロフ(Vladimir Dzhabarov)、アンドレイ・クリシャス(Andrey Klishas)両上院議員は地元メディアに対し、「偏った判断」で、ロシアはこの件を「うやむやにしない」と述べた。
 コレクションは紀元前2世紀から中世後期のもの。クリミア半島は当時、スキタイ人が支配する地域に抜ける貿易路の交差点となっていた。(c)AFP/Julie CAPELLE and Jan HENNOP in The Hague
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