https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220601001600882?section=news
「聯合ニュース」 2022.06.01 15:36
■慰安婦支援団体 尹美香氏との面会記録公開した韓国政府を批判
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国の市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の李娜栄(イ・ナヨン)理事長は1日、外交部が2015年末に日本と慰安婦合意を結ぶ際、その内容を正義連の前身「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」の常任代表だった尹美香(ユン・ミヒャン)氏(現国会議員)に伝えていたとする文書を公開したことを強く批判した。
【写真】弁護士団体が公開した慰安婦合意を巡る外交部と尹氏の面会内容に関する文書(資料写真)=(聯合ニュース)
李氏は、ソウルの日本大使館前で開かれた慰安婦問題の解決を求める定例集会「水曜集会」で、「政府が被害者支援団体にばかげたフレームをかぶせて(偏った見方をして)問題の本質をごまかし、韓日合意の過ちを居直りで覆い隠す意図は何か」としながら、「事実関係をぼかして論争の主題をすりかえ、別の議論を増幅させて何かを隠し、正当化しようとする意図が隠れている」と主張し、交渉の全過程を公開するよう求めた。
先月26日に保守系弁護士団体「朝鮮半島の人権と統一のための弁護士会」が公開した4件の外交部文書には、15年3月9日をはじめ4回にわたって同部の局長が尹氏と会い、慰安婦問題に関する内容を協議したと記されている。
このような内容が公開されると、尹氏は自身のフェイスブックで、韓日合意の発表後に確認された▼慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されたことを確認▼在韓日本大使館前の少女像問題を解決するための努力▼国際社会における相互非難・批判の自制を約束する――という屈辱的な合意事項について全く説明されたことはないと強調した。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220526003600882?section=news
「聯合ニュース」 2022.05.26 16:40
■韓国政府 尹美香氏に慰安婦合意内容を事前説明=面会記録公開
【ソウル聯合ニュース】韓国の保守系弁護士団体「朝鮮半島の人権と統一のための弁護士会」は26日に記者会見を開き、外交部が2015年末に日本と慰安婦合意を結ぶ際、その内容を慰安婦被害者支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」の常任代表だった尹美香(ユン・ミヒャン)氏(現国会議員)に複数回伝えていた事実を記録した4件の外交部文書を公開した。
【写真】弁護士団体が公開した慰安婦合意を巡る外交部と氏の面会内容に関する文書=26日、ソウル(聯合ニュース)
「東北アジア局長と挺対協代表の面談結果(日本軍慰安婦問題)」と題した文書には、「外交部の東北アジア局長が15年3月9日に挺対協の要請で尹氏と会い、慰安婦問題に関する韓日の協議動向や死去した慰安婦被害者に対する補償問題、被害者の意見のとりまとめなどについて意見を交わした」と記録されている。
他の文書には、同年3月25日と10月27日、合意発表前日の12月27日にも東北アジア局長が尹氏と会って協議したことが記されている。
対話内容は黒塗りになっているが、対話を要約した項目タイトルは一部公開された。それによると、東北アジア局長は「慰安婦交渉の進行状況」や「最近の日本側の雰囲気」など、尹氏は「挺対協が受け入れられる慰安婦問題の解決水準」や「挺対協が推進予定の事業」などにそれぞれ言及した。
ある文書には、外交部局長が尹氏に日本政府との合意内容を伝え、地方の被害者支援団体と合意内容を共有することを議論した記録もある。
この文書には「局長が発表時までの対外秘を前提に、今回の合意に日本政府の責任痛感、安倍(晋三)首相の謝罪・反省表明、日本政府による予算からの10億円程度の拠出(財団設立)などの内容が含まれると明らかにしたことに対し」というくだりがある。
弁護士会の関係者は会見で、「尹氏は朴槿恵(パク・クネ)政権が慰安婦被害者や被害者支援団体の意見を聞くこともせずに日本と合意したと非難していた。なぜそうした虚偽を言ったのか分からない」と述べた。
弁護士会は先に、外交部に対して慰安婦合意の際の尹氏との面会記録を公開するよう請求し、同部が非公開を決めると行政訴訟を起こした。ソウル高裁は今月11日、記録の一部公開を命じた一審判決を支持する判決を言い渡した。外交部は上告を断念し、判決の趣旨に従い具体的な協議内容を除いて文書の内容を公開した。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210302000200882?section=news
「聯合ニュース」 2021.03.02 08:50
■慰安婦団体元代表の面会記録公開命令 韓国外交部が控訴へ
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題を巡り、2015年に日本政府と合意に至る過程で慰安婦被害者支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」の常任代表だった与党「共に民主党」国会議員の尹美香(ユン・ミヒャン)氏との面会記録を公開するよう命じた一審判決について、韓国外交部は今週中に控訴する方針を決めたことが2日、分かった。複数の外交消息筋が明らかにした。
外交部は控訴の理由について、一審と同様、情報を公開する場合は国の重大な利益を損ねる懸念があるなどと主張するとみられる。
ソウル行政裁判所は先月10日、保守系弁護士団体「朝鮮半島の人権と統一のための弁護士会」が外交部を相手取って起こした情報公開拒否処分の取り消しを求める訴訟で、同部が情報公開を拒否した5件のうち、1件を除き公開するよう命じる判決を言い渡した。
公開を命じた情報は「挺対協代表の面会結果(日本軍慰安婦問題)」「尹美香挺対協代表面会結果」などの4件の文書で、「尹美香代表面会資料」との文書は公開対象に含まれなかった。