私のフィールドのひとつ「天ヶ瀬森林公園」では、ヌルデが白い実をつけていました。
この実には塩分があって、昔は山間部で塩の代用品に使ったそうです。一応ウルシの仲間なので少し勇気がいりますが、指で触るとヌルヌルしています。その指を舐めてみると、確かに塩辛いです。
(今は白いですが、秋が深まると茶色くなります。)
ヌルデはあまり有名な樹ではありませんが、けっこう人間の暮らしに貢献してきました。塩の代わりのほか、この樹に発生する虫こぶからは、昔の女性のお歯黒に使う染料が採取されました。以前にも書きましたが、材は護摩木に使われました。また、漆ではありませんが、樹液は塗りものに使ったそうで、名前の由来もここにあると言われています。
(羽状複葉の葉の間に翼があるのはヌルデ。)
野山を歩くと普通に見られる樹で、見分け方は葉と葉の間にある翼。こんな葉を見つけたら、その実を舐めてみてください。天然の塩味です。キャンプの料理で塩を忘れたら、ヌルデの実で代用できるはずです。
この実には塩分があって、昔は山間部で塩の代用品に使ったそうです。一応ウルシの仲間なので少し勇気がいりますが、指で触るとヌルヌルしています。その指を舐めてみると、確かに塩辛いです。
(今は白いですが、秋が深まると茶色くなります。)
ヌルデはあまり有名な樹ではありませんが、けっこう人間の暮らしに貢献してきました。塩の代わりのほか、この樹に発生する虫こぶからは、昔の女性のお歯黒に使う染料が採取されました。以前にも書きましたが、材は護摩木に使われました。また、漆ではありませんが、樹液は塗りものに使ったそうで、名前の由来もここにあると言われています。
(羽状複葉の葉の間に翼があるのはヌルデ。)
野山を歩くと普通に見られる樹で、見分け方は葉と葉の間にある翼。こんな葉を見つけたら、その実を舐めてみてください。天然の塩味です。キャンプの料理で塩を忘れたら、ヌルデの実で代用できるはずです。