ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

目的実現のために…

2015-06-09 06:50:11 | 脳みその日常
深夜の「送り仕事」の話。

何度か送っていると、嬢のほうから話をするようになります(人にもよりますが)。どうやら嬢たちにとって、ワシは話しやすいそうで、いろいろな話をしてくれるようになりました。

嬢の話す内容のほとんどは愚痴。夜の仕事についての愚痴はあまり耳にしませんが、昼間の仕事の給料が安いとかそれだけでは生活ができないなどの愚痴です。そう、昼間別の仕事をしながら夜も働いている嬢は意外にも多いんですよね。

美容師をしているというある嬢は深夜23時まで仕事をし、24時に入店。そして午前2時まで勤務しています。だいたい午前2時上がりの嬢ってのは昼間は別の仕事をしているケースが多いようです。

美容師に関しては、自宅に住んでいるのならともかく、独り暮らしをしているとなれば昼間の仕事だけで生活するのはほとんど難しいとか。自動車整備士なんかもそうですね。人の生死に関係し、なおかつ大変な仕事なのに、給料は安い。だから会社には内緒で副業をしている人は結構いるようです。もちろん他の業種の方々もいるでしょうが。

かくいうワシとて、送りの仕事は副業。他人のことをあーだこーだ言えた身分じゃありません。でも、ワシの場合はそこまで追い込まれているわけじゃない。前にも書いたように深夜の時間を有効活用するために始めたことなのでね。

学生時代から深夜のアルバイトはいくつも経験しましたが、今も昔も変わっていないのは、この時間帯に働く人というのは何かしらの「訳あり」の事情を抱えていること。だから、中には壮絶な人生を歩んできた人も知っています。

もちろん、人間とて生き物ですから、健康のためには夜は寝たほうが良いに決まっています。借金返済などの止むを得ない理由で働かなければならないのは仕方ありません。しかし、メインの好きな仕事を全うするために睡眠時間を削ってまで深夜に働く姿は、仕事の内容を問わず素晴らしいと思います。

一所懸命に生きる人、好きだなぁ。
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