ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

ダムっぽくない!…長沼ダム

2022-11-09 15:05:01 | 宮城(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は宮城県登米市迫町北方長沼下(とめし はさまちょうきたかた ながぬました)にある北上川水系の長沼ダムを訪れます。アクセスは国道398号沿いの「パシフィックコンサルタンツ長沼ダム」の看板のある交差点を入り、突き当りを右折していくと目的地に到着します。

到着しました。下流側から見た洪水吐の様子。洪水吐のところには「パシフィックコンサルタンツ長沼ダム」の文字。これは愛称だそうです。それにしてもダムのイメージじゃないねえ。むしろ農地に囲まれたまさに沼。洪水吐の形状は頭首工を思わせます。


左岸、沼側から見た洪水吐の様子です。


左岸から見たダム上。歩いてみます。


三方島定規土手(さんぽうしまじょうぎどて)の説明図。これは現在の飯土井・仮屋・谷地付近の土地開発のために当時の北方三方島に迫川(はさまかわ)に沿って約1,800mの長さの土手を築き、洪水が起こった際に迫川の水が三方島付近から皿沼・伊豆沼・長沼へ流れ込むのを防ぐもので、江戸時代の1685年に完成したものだそうです(参考)。この土手築造に関しては賛否両論あったようですが、正直なところこの説明ではピンときません。




その隣には長沼ダムの案内板。昭和46年(1971年)に迫川流域の洪水調節、流水の正常な機能維持を目的とした治水ダムとして調査が開始され、昭和50年(1975年)から工事に着手。しかし平成4年(1992年)に漕艇コースなどの湖面の有効利用を目的とした多目的ダムへ変更。そして平成26年(2014年)5月に完成したそうな。(記事冒頭のリンクも参照ください)





記事冒頭のリンク先に書かれている通り、ダム上の長さはなんと1,050m!いつもなら対岸まで行くのですが、この時は雨が降りそうな天気だったこともあり、ほんの数十mだけ歩いたところで断念。とにかく長い!


その付近から見た長沼の様子。


そして、下流側の景色。ダムの高さは15.3mなので全く高さを感じません。


歴史を振り返るといろいろあったようですが、上にも書いたようにダムに来たというより、沼の土手を散歩したという感じでした。
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