ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

ふらふらと軽井沢へ

2006-10-22 19:34:11 | 音楽あれこれ
週末、仕事でもないのに軽井沢へ演奏会を聴きに行く。先週はじめからずっと同地で第8回国際オーボエ・コンクールが行なわれており、土曜日は審査員たちによる、いわばデモンストレーション演奏会。主催がソニー音楽芸術振興会だったため、この日の招待状がワシのところに来たという次第。カネにもならん演奏会になぜ行ったのか。まあ、そりゃあ、ストレス解消というか気分転換というべきか。何よりドライヴできるのが楽しいからではあるが…。

演奏会は午後6時からということなので、余裕を持って午後2時半頃に家を出発。大泉から高速に乗るのも癪なので、所沢インターから関越道に乗る。週末なので高速に乗るまで下道はそこそこ混んでいたが乗ってしまえばスイスイ。このぶんだと午後5時には軽井沢に到着しそうな勢い。そのため途中で時間つぶしをする。

寄ったのは碓氷軽井沢インターの手前にある横川サービスエリア。前にも書いたが、横川といえば釜めしが有名だが、この下りのサービスエリアで釜めしは販売されていない。食べたければ上りのほうへ行くしかない。

もちろん今回は釜めしを食うのが目的じゃない。従って他のもので腹を満たそうと考えた。ここはサービスエリアだから当然レストランはある。だが、ゆったり食っている時間はない。そこでファースト・フード・コーナーでめぼしいものを探す。

目に留まったのが「みそカツ丼」(650円)。カツはフツーだったが、この味噌ダレがほんのりと甘く、なかなか美味。クセになりそうなウマさだ。

腹を満たしたところで会場へ向かう。なかなかの人の入りだった。翌日、つまり本日が本選最終日なのでコンクール参加者が大勢聴きに来ていたこともあるだろう。

この場所で管楽器だけの演奏を聴くのは初めて。思ったのはこのホールは管楽器だけならなかなか良い響きがするということ。もっと言うなら、演奏者の立ち位置をあまり考慮しなくてもそこそこ響くということである。

演奏のほうはどうかというと…むむむ。同じ審査員とはいえ世界の一流と国内の著名演奏家ではレヴェルの差は歴然。第一、音の「鳴り」が全く違う。世界の一流どころはみな楽器がちゃんと鳴っているのに対し、もう一方はとにかく「ぬるい」のだ。これは肺活量の違いとかそういう問題ではもちろんない。

それにしてもこれほどまでに違うのかと改めて感じた。通常、両者の演奏を比較して聴く機会なんてあまりないもんね。その意味では良い勉強になった。来てよかった。
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