ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

埋もれていた記憶

2009-06-15 04:09:28 | 脳みその日常
このブロクのタイトルに「脳みそ」とあるのに、ワシは自分の脳みそについてさっぱり把握できていません。もちろんワシは脳外科医ではありませんから、把握できないのも当然なんですけどね。

いや、そういう意味で把握できないといっているのではありません。今回の内容は自分の脳みその不可思議な記憶メカニズムに心底驚いたというお話です。

中年になってくると、物や人の名前が思い出せないのは日常茶飯事。思い出せないのは癪に障りますが、どうやっても思い出せないんですから諦めるしかありません。他の人についてはどうなのか知りませんが、少なくともワシの場合でいうと何かを思い出すには「3の法則」を用いることにしています。つまり即座に思い出せない時は3分待つのです。それでも思い出せなければ30分、さらには3時間…というふうに。

たいがいのことは3時間ほどで思い出せますが、それでも思い出せないと、今度は「思い出そうということ」それ自体を忘れてしまいます。まったく、情けないったらありゃしない。でも、思い出すことそのものを忘れてしまうのですから実際には腹が立つことなく時間が過ぎてゆくんですけどね。なんともはや…

そんな日常を過ごしていた先日、「事件」は起きました。家の中で雑用をしていた時です。まるで何かがひらめいたかのように思い出したんです。

「そうだよ、あの人だ! ○○さんだ!」

つまりは、こういうことです。実は以前書いた「2009年5月13日の記事」の時、その演奏会である人に会釈されたのですが、その人が誰で、どこでお会いした人なのかどうしても思い出せなかったのです。

で、上に書いたように、思い出そうとしているうちに「思い出そうとすること」を忘れてしまいました。注目していただきたいのはその記事の日付です。なんと、これ、ひと月も前のことじゃないですか! それに○○さんとは15年も前に一緒に仕事をして以来会っていなかったこともハッキリと思い出したんですよ。どうなってんでしょうね、ワシの記憶システムは。

突然「ブワッ」とその記憶がよみがえったので、ホント驚きました。あぁ、でも、まだ思い出せるだけ良しとすべきなのかもしれません。そのうち徐々にこのシステムも崩壊していくのでしょうか…。

くわばら、くわばら。
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