先月、とある演奏会の曲目解説を頼まれる。最初に依頼を受けた際、何かイヤな予感があった。ハッキリとはわからなかったが、今回は何かあるぞ、と。依頼した担当者も「曲目に変更があるかもしれません」とは言っていたが。
今月になってから予言通り(?)曲目が変更になったとの連絡が入る。ありゃりゃ。ま、そんなことは想定されていたこと。さて、そろそろ原稿に取りかかるとするか…。そんなことを考えていた矢先、午前中に担当者から電話。
「すみません、また変更になったようです」
あちゃー、出鼻をくじかれたわい。いや待てよ、まだ何かありそうな予感。さてさて、ちょっと様子を窺うとするか。原稿に取りかかるのをやめて、ほったらかしておく。やる気がなくなったら、途端に眠くなる。そりゃそーだ、今朝の7時まで8時間ほど友人からの電話に付き合っていたから。
今年は親族を亡くしたという友人からの報告がやたらと多い。今回の電話もそう。みな悲しみを乗り越える途上にいるのだが、彼ら自身まだ死を受け入れるには時間が必要のようだ。その過程にいるから、夜中になると彼らは寂しい気持ちで一杯になるらしい。確かにそういうものだ。
こういうケースの場合、友人として何ができるかといえば、思う存分話を聞いてあげるしかない。気の済むまで話すことで悲しみや寂しい気持ちが少しでも収まるのなら、できるだけの協力をしたいと思う。結局、朝まで喋ることになってしまっても。
昼過ぎ、まどろんでいたらFAXが入る。案の定、曲目変更の知らせだ。しかし油断はできない。この調子だと、まだ波乱が起こりそう。
夕方、担当者から再び電話。その声は明らかに動揺している。
担当「申し訳ありません。昼過ぎのFAXには当社の見落としがありました!(泣)」
ワシ「まあまあ、落ち着きなさいよ」
担当「すみません、訂正部分はココとココです!」
ワシ「あらまあ、そうですか。わかりました」
担当「本当に申し訳ありませんが、よろしくお願いします!」
ワシ「担当者がパニくって、どうするんですか。ハイハイ、深呼吸して、深呼吸っ」
時間的にはもう限界である。なぜなら、明朝がこの原稿の締め切りだから…。さて、本格的に取りかかるとするかな。
C= (-。- ) フゥー
今月になってから予言通り(?)曲目が変更になったとの連絡が入る。ありゃりゃ。ま、そんなことは想定されていたこと。さて、そろそろ原稿に取りかかるとするか…。そんなことを考えていた矢先、午前中に担当者から電話。
「すみません、また変更になったようです」
あちゃー、出鼻をくじかれたわい。いや待てよ、まだ何かありそうな予感。さてさて、ちょっと様子を窺うとするか。原稿に取りかかるのをやめて、ほったらかしておく。やる気がなくなったら、途端に眠くなる。そりゃそーだ、今朝の7時まで8時間ほど友人からの電話に付き合っていたから。
今年は親族を亡くしたという友人からの報告がやたらと多い。今回の電話もそう。みな悲しみを乗り越える途上にいるのだが、彼ら自身まだ死を受け入れるには時間が必要のようだ。その過程にいるから、夜中になると彼らは寂しい気持ちで一杯になるらしい。確かにそういうものだ。
こういうケースの場合、友人として何ができるかといえば、思う存分話を聞いてあげるしかない。気の済むまで話すことで悲しみや寂しい気持ちが少しでも収まるのなら、できるだけの協力をしたいと思う。結局、朝まで喋ることになってしまっても。
昼過ぎ、まどろんでいたらFAXが入る。案の定、曲目変更の知らせだ。しかし油断はできない。この調子だと、まだ波乱が起こりそう。
夕方、担当者から再び電話。その声は明らかに動揺している。
担当「申し訳ありません。昼過ぎのFAXには当社の見落としがありました!(泣)」
ワシ「まあまあ、落ち着きなさいよ」
担当「すみません、訂正部分はココとココです!」
ワシ「あらまあ、そうですか。わかりました」
担当「本当に申し訳ありませんが、よろしくお願いします!」
ワシ「担当者がパニくって、どうするんですか。ハイハイ、深呼吸して、深呼吸っ」
時間的にはもう限界である。なぜなら、明朝がこの原稿の締め切りだから…。さて、本格的に取りかかるとするかな。
C= (-。- ) フゥー