湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

湘南あおぞらの皆さん、「わーく」紙やりましょう/デザイナー*さんへの依頼

2006-06-28 06:26:33 | 引きこもり
 昨日は、なにやら藤沢<>茅ケ崎を何往復もしてしまった。

 夕方、家庭訪問の前に伊勢原でWebで知り合ったグラフィック・デザイン事務所を構えている**さんと初顔合わせをした。オンラインでは、話したことがあったが、もっと年配の方かと思っていたので若くてびっくり。先方も、私の頭をみてびっくり。(**さん、堪忍してください。)

 「わーく」紙紙面の大枠のデザインと、オンライン環境のデザイン管理を手伝ったもらえないかと切り出した。**さんの事務所は本厚木と新宿。茅ケ崎に出てくるのは先方の負担が大きいので、オンライン上で手伝ってもらいたいと切り出したが、「障がい者の「就労」をテーマにした活動」のイメージが、つかめないという話で、何回か説明させてもらったために、先方より私の方がイメージの整理が出来てきたようにすら思う。物事を始めるとき、「当座これを基礎にして」枠組みを作るということはあっても、「イメージを完成させておかなければ企画ができない」という立場は私は取らない。試行錯誤は傍目(はため)が悪く、来訪者に通じないことが多いが、模索の現段階を常に明らかにしていくことで、「発見」の揺籃を抱え込んでいきたいのだ。決めたことを実現するということが実践なのではないのだ。

 **さんは、デザインは要請に基づいて、その実現のために徹底的に煮詰めていき、仕上がった企画をひたすら描いていく。迷いはシュミレーションの過程の中で解決しておくという。暗中模索は素人仕事だという。一理あるなと思いつつ、私は「枝葉への脱線」や「幹の放棄・実践法の切り替え」を削り落とさない。**さんの語りはその流れの一部を拡大して見た姿に過ぎない。

 話をして見えてくることは、当事者が作ることと、支援者がつくることが同質の実践として語られているということだ。わたしたち支援者は、作り直してもいい「出発の枠組み」を提供する。**さんにお願いしたかったのも、この「枠組み」作りと。コンテンツの「採用とまとまり」を管理することだ。

 結果は「無理」。プロのデザイナーが取り仕切るのではなく、当事者が、やるべきだというのだ。今のヒューマン・インターフェイスでは、操作が難しい。「自分の成しうることを成す」という創造の出発点を配分するが、全体の統括や流れの統括は、「当座」支援者がやらざるをえない。枠の中に記事を流し込んでいくのだ。**さんはプロとして、対価という緊張の中で責任を果たしている。ボランティアの場合はその辺が緩むので、「何をして欲しいか」がもっと具体的でないと支えられないというのだ。

 私は当事者と話し合う一回目から、話はどんどん脱線し姿を本線に戻すころには、わき道の成果が本来の道に、いろいろな偶発的な効果をもたらすことになると予想している。その辺のセンスの差がなんともいえず、**さん説得を諦め、参加保留にして様子をみてもらうことにした。しかし、**さんと出発点(枠組み)を作るという企ては失敗してしまった。当事者の作品を見せてくれないと出来ないといわれたが、作品はこれから作るので見せられない。なにやら「YJS」誘致の破綻と似ている気がしてきた。「一緒に企画を煮詰めよう」という同志募集はダメなのかという話だ。**さんの立場は「外から協力する」立場なのだ。

 今度は新宿で会おうという話になった。伊勢原はいい店がないという。私はスタバのような安いところをイメージしているが、**さんは、どうもお値段の張るところのようだった。こりゃ人種的にもダメかなと、そんなところで思ってしまったのだった。うーん、オンライン上でもいい、相棒がいないかなあと、またしても思うのだった。互いの常識が違うのだ。

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 夕方、藤沢・弥勒寺の「湘南あおぞら」にお邪魔し、連続講演会のチラシと、「わーく」紙の紹介をしてきた。会うなり、++さん、私の頭にびっくり。施設関係者は、容姿の話を、さすがに口に出さないが。施設長会議中とのことで、代理の++さんに概要を話した。「ほう、ほう」とうなずいていらした。

 ++さん、面白いことしましょうよ。記事効果があるかどうかは怪しいけれど、製作過程は協働の対話が広がるのです。

 Y-MACさんから玄田有史氏の講演のお誘いをいただいた。若者自立支援塾の鍛錬主義的傾向は性に合わないのだけれど、個人的に覘かせて貰うつもり。どうぞ、掲示板にCMを載せてください。

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=tobipub2

 今日はTOTOドロノワ倶楽部が10時から。徹夜になってしまった。夕方アリスセンターの●○さんと会う。

 モバイル専用機がついにご臨終となった。新規購入はきついなと思いつつ、カタログをみてため息をついている。「わーく」紙のこともあるし、ふんばるか…な。(頼りない。)

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