湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

8/6 60代と医療の近さのこと/残暑見舞いをとにかく出しつつ支援者集めを

2012-08-07 06:15:41 | 引きこもり
2012/08/06 記
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父の入所する老健から電話が入った。父の急な発熱の報だった。以前,誤嚥(ごえん)性肺炎で老健から病院に移された嫌な記憶が蘇った。担当医の診察があり、血中酸素濃度の低下が認められず、咳・痰等の症状も無い上、夏風邪とも様子が違うという。採血して様子を見ているのだとか。

東京の高齢の親戚の急性衰弱の件も今日が、区の訪問看護師とケアマネが訪問することになっていた。しかし夜になっても先方からの連絡は無かった。非科学的な発想ではあるが、曾叔母・祖母・祖父の在宅介護を支えてきた記憶からも、他者との発病の重なりが多い。これは台風の接近や猛暑というような天候が同時性を触発しているのかもしれない。

最近父は食事後、睡眠をとることが多い。父のベッドは窓際に置かれている。私は2000~2002年、交通事故入院したとき、神経が再生されるまで長い入院生活をした。そのときは、病院の窓側の西日が入るところで寝起きしていた。カーテンが無く昼間はベッドごと直射日光があたり、とても寝てはいられなかった。それは触ると熱いほどで、もしかすると窓際にベッドのある父も、熱射病の可能性もあると考え、認知症のフロア看護師にそれを尋ねた。やはり診察の際チェックすべきではと告げた。火曜日、職場からの帰り、父の様子を見に行く。

夕飯の前、母が初めて利用するリハセンターから帰ってきた。そのとき、東京のケアマネさんから、電話が入ってきた。「国に面倒を見てもらうなんて、そんな恥かしいことは出来ない」と、本人が頑として受け入れないという。再度説得にいくが、今日は息子さんに食事や水分の注意点を説明して終ってしまったという。階段が自力で降りられない以上、明日医師の往診依頼をかけるが、症状急変のときは、迷わず救急隊を使うべしと、息子さんに強く伝えたという。明日、医師が往診したら連絡をくれるとのこと。

私も今日は、朝から糖尿病の定期検査。薬を受け取って帰ってきたが、胃切除して慢性の食欲不振とダンピングを起こしている母用の高カロリーの食事を母に拒否されたとき、手付かずで料理を捨てる気になれず、ついつまんでしまうために、私の症状がじりじりと悪化している結果が出ていた。この歳になると、家族経営にも医療が大きく割り込んでくる。私の不調は、新たに加えられたインシュリン分泌促進剤が薬効が強く、低血糖を起こしているようなのだった。対処法はわかっているが、活動意欲が大きく削がれてしまう。明日は父の老健と母のリハセンターの契約確認をし、成人検診の申し込みをしてくる。医療関係ばかりである。お盆が重なる前に始末しておきたい。

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広田町の三井君に活用してもらう車の金銭的な始末が済んだ件を、整備業者**さんを仲介してくれた++さんにメール、報告をした。**さんが良心的に車検整備と寒冷地仕様への変更をしてくれたこと、私のように複数収入者はある金額以上の分割は業者の面倒な審査がはいるところを、部品までの明細を出して,私的に分割請求してくれたこと、車の移送費などはキャッシングになるが、その支払いの後にしてくれたことなど、カンパは結局経費の1割に満たなかったから、これは助かった。そんな話を書き込んだ。私は提案者の企画への自己責任にこだわった。たとえひとりでキャッチボールをせよという要請を受けても、やるべきものは、やるだろう。社会活動はひとを強制して動かすものではないが、呼びかけが、ぶれては、なにもならないのだ。そういうメッセージのつもりでいる。

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残暑見舞いの形をとって、知人のPSW,CCWの方に、この間の資料を添えて、その3人にメールをだした。しかし書いている最中に広田半島の島社会の結束下の地域保健福祉医療ネットワークの意味と、地域混在型仮設にかけるネットワークの課題の違いが気になっていた。しかしここは、いわゆる小規模集落のコミュニティにすら、「公と私」の形で高齢者在宅看護・介護や成人障害者の補佐は親子、極論すれば母親と子、嫁と舅・姑の関係に対外的な家族という聖域が形作られていることは、大家族的干渉の差はあれ、両者とも変わらない。その意味でネットワークは普遍の課題を抱えるので、いわゆる「孤立化」の課題は、「単身者所帯の課題」を差として残して、一見世話の行き届いている縁故集落型コミュニティの場でも、関わることが出来る。都市型か縁故集落型かの、構想が的外れにならないかという不安は、田舎特有の高齢者の肉体年齢の若さに目くらましされつつも、「外出」という「QOLをめぐる活動」として、成り立ちうる。しかしここは、健常者・男社会・世間体という攪乱層バリアの向こうが見通せる専門職・経験者から活動をたちあげていかなくては、孤立化の「孤立」の意味すら互いに伝わっていかないだろう。

だから久々だが、話が通じる友人に手紙を出したのだ。ひとりは東京郊外、もうひとりは沼津、最後のひとりは県内だがかなり前に引退された方なのだが、気持ちのある方たちなので、アドバイスや紹介を期待している。

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以前、救急医療の現場について、「個人申告の医療情報が間違っていたとき、担当医が事故を起こす可能性と責任の所在を問う」という質問をもって、救急病院関係を歩き、東京の日赤に立ち寄った。そのとき、忙しい中、お時間をいただいた医師の方にも、被災地の地域医療の育て方や、地域で出されている計画とNPOとの連携の可能性について、相談に乗ってもらえまいかとメールした。

今は遠回りに秋の講演会の講師選択を行なっているが、同時に謝金・交通費の助成金探しもしておかなくてはならない。まもなく慈恵医大眼科の受診があるので、時間調整して日本財団に相談してみようと思う。

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市社協にビッグイシューを届けに行った。エレベータのところで##さんと久々に出会った。服装が違っていたので、瞬間わからなくてすみませんでした。


夜間傾聴:なし(**子に残暑見舞いを出す。)



(校正3回目済み)

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