2012/04/02 記
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組織は人事異動が行なわれ、私のような個人提案は、双六のように一から出直しになることが多い。前任者からの引継ぎが上手く行っていることの方が特別と思った方がいい。
朝から糖尿病薬の治験があって、病院を退院するときのような不思議な解放感、寝床から起きたときの様な心身の軽いしびれを感じながら医院を出て、市民活動サポートセンターにQRコード付IDカードのサンプルを印刷しに行った。
天気がよければ、いつも月曜日は混雑している。サンプルを印刷後、市の課長クラスの人事異動情報を教えてもらい、市防災対策課と県保健所保健福祉課に「IDカードのQRコード利用について」話しながら、脱線しては「被災者支援」の件について話す。年度がかわれば、提供企画等の話は元に戻ってしまう。経過を話して、一応のつなぎを行なってきた。行政からものごとが立ち上がることはまずない。私の提案も公共性の高い活動でありながら、民間ベースでことを進めるべき話だ。だから「PC入力ができる障がい者の仕事作り」として提案する以上、テスト版からその作業を請負う作業所と連携しなければ、企画始動の扉が開かない。ここがいつも壁となってしまう。矛盾だが、試み段階のものに参加しないという扉を開ける活動が社会活動かと奇妙な錯覚に陥るときがある。
3割、話をすすめてきたというところかというつぶやき。ため息はつかない。
昨日からQR-IDカードについては、「情報ターミナル」という避難所の情報結節点(ノード)の機能と連携させる絵を描いている。デジタル・デバイドを補填していく機能だが、大きな構造だけはこれでなんとか描けたと思う。(cf.図版)ただ今日の話し合いの中で、案の定の逆行がおきているのだが、例えば、健康保険証の裏面、注意事項記載面にQRコードシールを貼ることは出来ないという行政の意見。IDカードを別に作ればいいことだが、そうすると持ち歩き率が下がる。私の提案は、一枚健康保険証を持っていれば、医療情報が付け加わるので、救急救命時デジタルデータとして役に立つというものだ。しかし民間がこのシールを作ったとなると、情報の信頼性の保証の部分で、医療情報の価値足りえないのではないかという問題がある。だから、情報の信頼度の部分で行政の関与が必要となる。この辺は医師会とも話し合う必要がある。その骨格に至る調整には、カードの入力と更新を請負う民間作業所が控えていなければ先に進めないということになる。この作業を、アウトリーチを請ける一企業の話にしてしまうと、そこに一般企業が入ってきた場合、障がい者の仕事という部分が塞がって、参入しにくくなってしまう。初めから公共性の高い活動ゆえに、企画にセットで、はいっておくという手は差し伸べた手が虚空をまわる。
巡回を終えて、茅ヶ崎駅北口の歩道橋のところで、偶然サポセンの**さんに会う。南三陸町の戸倉小学校に、CD売り上げで楽器を寄付するという活動をしているエソラビト、奈々子さんがその場で歌っていた。**さんからエソラビト活動の素晴らしさの話を聞くが困ってしまった。ポケットマネーの残金が乏しいこともあったが、それよりも「南三陸」なのである。岩手気仙地方で運動をたちあげても、茅ヶ崎の活動は気仙地方に返っていかない、南三陸に行ってしまう。ましてや食品開発でおつきあいしている野田村など、全く話にもならない。しんどいなと思いつつ、母との待ち合わせ時間がすぎていたので、エソラビトさんの連絡先を確認して、その場を離れた。岩手勢と連携したいと思うのだが、おもうにまかせない。CDは通販で買う。
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車と図書巡回・QR-IDカードのリーフレット作りに入っている。対象は支援者たちだ。
夜間傾聴:旗の台君(仮名・まだ定年ではないぞ。)
橋本3君(仮名・母親)
p.s. やはり自転車が欲しい。被災地で買えないだろうか。被災地の巡回用。
(校正2回目済み)
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組織は人事異動が行なわれ、私のような個人提案は、双六のように一から出直しになることが多い。前任者からの引継ぎが上手く行っていることの方が特別と思った方がいい。
朝から糖尿病薬の治験があって、病院を退院するときのような不思議な解放感、寝床から起きたときの様な心身の軽いしびれを感じながら医院を出て、市民活動サポートセンターにQRコード付IDカードのサンプルを印刷しに行った。
天気がよければ、いつも月曜日は混雑している。サンプルを印刷後、市の課長クラスの人事異動情報を教えてもらい、市防災対策課と県保健所保健福祉課に「IDカードのQRコード利用について」話しながら、脱線しては「被災者支援」の件について話す。年度がかわれば、提供企画等の話は元に戻ってしまう。経過を話して、一応のつなぎを行なってきた。行政からものごとが立ち上がることはまずない。私の提案も公共性の高い活動でありながら、民間ベースでことを進めるべき話だ。だから「PC入力ができる障がい者の仕事作り」として提案する以上、テスト版からその作業を請負う作業所と連携しなければ、企画始動の扉が開かない。ここがいつも壁となってしまう。矛盾だが、試み段階のものに参加しないという扉を開ける活動が社会活動かと奇妙な錯覚に陥るときがある。
3割、話をすすめてきたというところかというつぶやき。ため息はつかない。
昨日からQR-IDカードについては、「情報ターミナル」という避難所の情報結節点(ノード)の機能と連携させる絵を描いている。デジタル・デバイドを補填していく機能だが、大きな構造だけはこれでなんとか描けたと思う。(cf.図版)ただ今日の話し合いの中で、案の定の逆行がおきているのだが、例えば、健康保険証の裏面、注意事項記載面にQRコードシールを貼ることは出来ないという行政の意見。IDカードを別に作ればいいことだが、そうすると持ち歩き率が下がる。私の提案は、一枚健康保険証を持っていれば、医療情報が付け加わるので、救急救命時デジタルデータとして役に立つというものだ。しかし民間がこのシールを作ったとなると、情報の信頼性の保証の部分で、医療情報の価値足りえないのではないかという問題がある。だから、情報の信頼度の部分で行政の関与が必要となる。この辺は医師会とも話し合う必要がある。その骨格に至る調整には、カードの入力と更新を請負う民間作業所が控えていなければ先に進めないということになる。この作業を、アウトリーチを請ける一企業の話にしてしまうと、そこに一般企業が入ってきた場合、障がい者の仕事という部分が塞がって、参入しにくくなってしまう。初めから公共性の高い活動ゆえに、企画にセットで、はいっておくという手は差し伸べた手が虚空をまわる。
巡回を終えて、茅ヶ崎駅北口の歩道橋のところで、偶然サポセンの**さんに会う。南三陸町の戸倉小学校に、CD売り上げで楽器を寄付するという活動をしているエソラビト、奈々子さんがその場で歌っていた。**さんからエソラビト活動の素晴らしさの話を聞くが困ってしまった。ポケットマネーの残金が乏しいこともあったが、それよりも「南三陸」なのである。岩手気仙地方で運動をたちあげても、茅ヶ崎の活動は気仙地方に返っていかない、南三陸に行ってしまう。ましてや食品開発でおつきあいしている野田村など、全く話にもならない。しんどいなと思いつつ、母との待ち合わせ時間がすぎていたので、エソラビトさんの連絡先を確認して、その場を離れた。岩手勢と連携したいと思うのだが、おもうにまかせない。CDは通販で買う。
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車と図書巡回・QR-IDカードのリーフレット作りに入っている。対象は支援者たちだ。
夜間傾聴:旗の台君(仮名・まだ定年ではないぞ。)
橋本3君(仮名・母親)
p.s. やはり自転車が欲しい。被災地で買えないだろうか。被災地の巡回用。
(校正2回目済み)