湘南オンラインフレネ日誌

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9/13 茅ヶ崎市障害者団体連絡会アンケートに答えて

2011-09-14 04:10:34 | 引きこもり
茅ヶ崎市障害者団体連絡会がアンケートを始めた。地元の軽度発達障がいの親と支援者の会「スペアちがさき」を通じて、被災時障がいを持った子が遭遇する困難に、どう対処するかということを探る内容だった。

>そのとき貴方のお子さんは

>あなたとその周辺の方の体験と問題点は

>提言・提案は

と、まあ、こんな内容だった。

私は被災時、状況把握がうまくいかないために、パニックや不適切な行動をして事故に巻き込まれる可能性が怖く、被災時それぞれの方が身を守るために自己判断の声をあげる。これが誰に従えば良いのかわからず混乱するという環境側を手直ししなくてはいけないと、かねがね思っていた。

たしかに被災時、適切な行動の知識を各人に伝えていくことは大事なことだが、地域に政策的な防止策を定着させていくことが、より危険回避につながることになると考えている。

それは「安全誘導員制度」をつくることだ。以下にその内容を書く。

----- ここから -----

●「安全誘導員制度」
  (上級誘導員)>消防団のセクションとして作っていく。自治会・商店会所属資格でもいい。公共施設・事業所・商店街に置く資格。消防署による指導(講習会免許・年1回受講義務有り)管轄領域で災害があったとき、近所の安全なところまで通行人を誘導・けが人等への対応・近所の避難場所から公式避難所への誘導・消息メール資材の配布・公共情報伝達仲介(地域FM放送の受信とラジオ公開設置)


  (普通誘導員)>学校・職場・地域において講習。一回の講習会免許。市民一般の啓蒙的な資格。管轄領域で災害があったとき、近所の安全なところまで通行人を誘導・けが人等への対応・近所の避難場所から公式避難所への誘導・消息メール資材の配布。公共情報流通仲介(ただし上級誘導員がいるときは、その指示に従い、補佐する。)
管轄地域外で災害があったとき、自主誘導はせず、地元誘導員を補佐する。

  (救急法習得者)>地域講習会資格。消防署による指導(講習会免許年1回受講推奨)AED等の操作・生死の危険の目視判断(トリアージは医療行為なので救急車誘導の範囲
とし、重傷者に赤く塗った洗濯ばさみを衣服につける)救急車連絡・救急法対応

  (障がい者誘導経験者)>家族などに障がい者がいて,慣れている者の自主行動。

  (目 印)  >「上級誘導員」>赤い腕章・手袋
          「普通誘導員」>両手を開いて頭上で振る仕草
          「救急法習得者」>消防署・行政の指示による
          「障がい者誘導経験者」>片手に黄色い薄手手袋
          「重傷者」  >赤い洗濯ばさみまたは開いた傘(近くの車の非常灯明滅で救急車誘導)

★「視覚・聴覚障がいの方・高齢者の方の自主サイン」
片手を上げて「補助してください」と意思表示する。社会的約束を取り決めること。安全確保しつつ、人の流れに乗らないで待つ。障がい者誘導経験者・普通誘導員の指示を受ける。

★「身体障がい者の方・傷病者・高齢者・子ども・妊婦の自主サイン」
赤い腕章または手袋のひとに救援を頼む。
両手の指を開いている有資格通行人に救援を頼む。

★「知的障がいの方・子どもの避難」
誘導員に頼む、近くの商店・施設に飛び込み保護を受ける。

★商店会・公共施設・事業所
救急法習得者・上級誘導員の設置。赤い腕章・赤い手袋・近隣地域カード・消息メールと筆記用具・ラジオ等常備
放置自転車流用代表帰宅者貸与。携帯電話充電場所設置

★病院駐車場・駐車場つきスーパー・コンビニ等 一次避難所の設定


--------

●代表帰宅と消息メール配達
>被災時、交通機関が動かなくなり、携帯電話が通じなくなる。

>公衆電話からの連絡を試みるが、もうひとつ、状況が安定したころ、上級誘導員が近隣地名カードを掲示。近所の者同士を出会わせる。消息カードを各人に配り記入させ、速達郵便配達人式にご近所さんに消息情報を配達する。基本は避難場所に留まること。代表帰宅者への個人所有自転車貸与を受け帰宅。(商店街放置自転車の補完と流用)

>家族の安否はわからないが、自分の消息は家族に伝えられる。

>以降は携帯より災害用伝言板利用。携帯ニュースにて。



●「安全誘導員制度」と「代表帰宅」

------ 私の提案は主に、被災時の混乱回避に誘導リーダーをたて誘導に従う形を制度化すること。現在は携帯音楽聴取機器がFM受信が可能で、情報を各自が持って行動する形に
なりやすいが、それは状態が安定してからのこと。誘導員制度をつくり、地域で混乱を回避していく。障がい者はこの誘導員に従うように指導。

普通誘導員育成。学校課外授業・職場社会教育に導入。

安全確認後、代表帰宅制も試みる。安否・消息情報の一助。



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-------以上のような提言をメールに書いた。誰に従えばいいのかがわかることが大事。

-------また次の避難訓練を行なう。

●浦河べてるの家・流 駅前避難訓練
>ランドマークチェック風集団避難訓練映像と自己チェック
(地図を使わないのが鍵)



-------学習講演会を開く。

アンケートQ2.今後災害が起こった時、お子さんが「困る」と想定されることは何ですか?地震や台風など様々な災害を想定して考えてください。


事態の説明・排泄時の困難(普段と違う)

これはずうずうしく、被災地から体験者を呼ぼう。

私は、呼びかけ「わーく」編集部として10月大船渡・陸前高田に行く。大船渡なら接触可能です。保守系地方紙(陸前高田・大船渡・住田町)東海新報(発行部数2万部)の編集長を呼びたいと考えている。全体状況をしっかりとらえている方だ。現場主義に徹するなら行政よりリアルかと。

このとき、岩手県立気仙光陵支援学校(大船渡市)に依頼し、来てくださる方を求める。大人の障がい者を含んで様子をつかむこと、避難所・仮設生活における障がい者の状態を語りうるのは、新聞社の方。眼差しが違うので絞り込み難い。施設からは「エルファロ」(いわき市)がコネクションがあるのでは。

転居・停電などの強い刺激が当人にかかる。彼らなりの
納得のいく情報ネットワークを考えてあげる必要があると思う。

浪江町が公共放送連絡網に採用したのが、「わーく」の提唱して来たフォトフレームによる画像音声メールや、能力に応じて携帯メールや携帯画像掲示法(フラッシュカード)の習得プログラムを考えてはいかがかと。>東大先端技術研の中邑賢龍氏や坂井聡氏、近藤武夫氏が、コミュニケーションツールが非常にわかりやすい。これらの方の講演を考える価値がある。

以上

我田引水か否かは、以下のHPでご確認を。

●「岩手県立気仙光陵支援学校」
●「東海新報社」
●「中邑賢龍氏」
●「同2」
●「同3」
●「同4」

●坂井聡氏、近藤武夫氏
内容がしっくりあてはまるHPなし。

----- ここまで ------


ペットレスキューの仲介紙を動物病院・ペットショップに配布している。今回は茅ヶ崎東部5箇所。反応は良好。


夜間傾聴:南大沢君(仮名)
     飛び込み傾聴君の親御さん(仮名)


p.s.大田区知的・精神障がい者事業所問い合わせ&障害者雇用部会


(校正1回目済み)


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