湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

藪こぎのような一日

2009-10-14 07:20:47 | 引きこもり
中央林間の巡回を終え、大和経由で横浜に出た。県立図書館で本の更新があったのだが、紅葉坂をあがると息が切れていた。陽気が暑かったせいもあるのだろうが、顔面汗びっしょり。その場で書籍検索をしないのなら、川崎図書館の方が楽かなとも思う。川崎からバスが嫌になるところだが。いつもの県サポの生涯学習情報センターでは、書籍の更新ができない。

携帯が日本大通りに向かう最中に鳴った。相模大野の%君の「母親が本校に来ているから来れないか」という。どう乗り継いでも時間がかかる。携帯に出してくれと応答。緊急性が無いことを確認。一応本校に向かうので待っていてもらう。先日直接対応していた同僚は、連休に出ていたので休みを取っていた。

相鉄線を使って移動中、三ツ境を過ぎた辺りで携帯が鳴った。母親が待ちくたびれて帰ったという。無駄足分を補償せよと要求。ぐずついたが納得させ、何ともせこい大和まで清算というその大和で下車。ならばと新宿に出て、Big Issue 東京事務所に寄ってきた。

台風中止をした「佐野代表を囲む懇談会」の日送り日程の調整があった。11月にもつれ込んでしまうのが難。近況報告をしながら、販売の冊数調整を行い、同誌の活動紹介パンフレットをひとつかみいただいてきた。

突然大和から新宿と思いつき行動をしたが、横浜販売のN君との調整の約束があったので、再び渋谷から横浜経由で寿町へ。非効率的なことをやっていると思う。空転したので、生活館にTさんを訪ねた。藤沢のカトリックの活動や、茅ヶ崎のポルト湘南の関係者だ。路上生活者湘南版サバイバルガイド検討の日程的調整をしたものの、ふたつの携帯が鳴り止まずに、交互に待たせて電話をしている状態のTさんには、結局改めてとなってしまう。

「わーく」では、働くことを取材していくが、働く手立てを失った側のサバイバル状況から逆照射していく視点も含んでいく。非正規労働者切りや、企業倒産に心身疲労した人がたどり着く道を潜在する軽度障碍との交点で考えてみたい。寿町は更にその先、高齢化の町である。

生活館のTさんと別れて、N君の宿泊施設で待っているとN君が帰ってきた。Big Issue が売れないという。彼は横浜駅西口の県民サポートセンターのそばで販売しているが、看板もゼッケンもつけないから、通行人には彼が雑誌販売をしているようには見えない。食うに困って、「NPO法人 さなぎ達」さんや、私に相談を持ち込まれていた。

石川町駅前で話し込んだが、夜の巡回はキャンセルが入っていたので、このまま大船経由で帰ることにした。N君の相談は結局生活保護がらみとなるので、「さなぎ達」さんに話を振ることにした。

茅ヶ崎のTさんは、かつかつながら生活を、教会支援者の保護の下で何とか息をつないでいる。N君は初めてという販売のハンデがあるが、希望への粘りのような気迫が違っているように思う。生きてきた過程がちがうのだから、単純に比べるのは間違いだが、N君にこだわりの一線が見えてこない。ひとりで生きているように思えるのだ。

大船に着いたとき、私は終点に着いたことを知らず寝入っていた。母の薬や、父の介護の尿取りパッドと長ネギ(笑)を買うのを忘れていた。駅を降り、ここなら時間が遅くとも買える事を知っていたので、ぶらり近くのスーパーまで買出しに。スーパーは、1階の鞄・靴売り場が無くなり、食品が並び、地下は地下で舞台の大道具の壁にあちこち阻まれながら、店舗が無くなった不況の雰囲気がにじむ二流生鮮食料品を数点買い求めた。在日の夫婦の会話や、しわくちゃの買物袋を抱えた高齢者が、ぽつぽつと見かける程度の売り場を後にした。路上に中年男性が輪座している脇を抜け、辻堂から終バスで帰宅した。

母の話だと、私が出かけている間、母の友人親子を巻き込んで、階段騒動を父は起こしていた。言動がおかしいことをたしなめたことから、爆発したらしい。投げ飛ばされた娘さんに、母は冷や汗をかいて謝ったという。

それにしてもすさまじい。パジャマはずたずた。防水シートは尿の突き刺すような匂いを発していた。入所待ち状態半年、今日は父のデイサービスで出かけている間に、朝から床の張替え工事をする。0時40分、4時5分、6時、7時28分と父は転倒を繰り返し、紙パンツを脱ぎ捨てた。6時のときは、椅子ごと転倒したので、後遺症がでないかと気になる。大便が出ないのだ。爆弾は秒読みのように思う。デイサービス先のホームで爆発して欲しいと願う。身動きが取れなくなる前にともかく対策を打っていかなくてはと思う。床の拭き掃除をしていれば、夜間は眠れない。夜間傾聴でもともと起きているから、条件は違うが、昼間、連続した睡眠時間を取る時期に来ている。杓子定規なゴミ出し時刻と父の介護に振り回されている。N君に偉そうに言っている私が暗礁に乗り上げる前に、打てる手立ては冷静に打っていかなくてはと思う。

高齢者医療には、ろくな医者に出会わない。介護サポート筋から、応援者を探し出していくのが、順当なところなのだ。

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今日は父の帰宅後、サポセンに出て、あすなろ会Tさんのサポートに入る。諸企画の中間情報が入る予定。取材になかなか入れないが、今日はアポをとる。


夜間傾聴:******君(仮名)
     多摩センター君(仮名・こちらから)

p.s. 「わーく」のメモ(2)は午後に。


(校正1回目済み)

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