湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

季節労働に一区切り、新年度の巡回分担の方も決まって…(私のことばかり)

2009-04-12 11:48:16 | 引きこもり
季節労働が山場になっていた関係で、書き込みのゆとりが取れませんでした。すみません。連休明けに短い山が来て、あとは11月末。タコ足就労なので、しょうもない話です。

昨日は新年度の巡回する方たちの基本的な担当が固まったので、見直してみたのですが、継続の年齢層が高く20~30代に露骨に移動しています。昼ごろ、不登校の方の問い合わせ電話があり、いわゆる「居場所」を求める問い合わせだったようなのですが、フリースペースを開いているのではなく、巡回しているということと、年齢層が高いことを説明しました。これでおそらく続けて相談することはないでしょう。年齢層によって受け皿が違うというか、小学生に個別巡回をかけるというのは、当人の負担が大きすぎるから、気の合う数人グループが必要になります。学習グループではなく、もっと緩やかな友達関係というか、そこに様々な企画が包み込みます。

ところが高校生学齢以上となると、じっくり話せる個人や数人の学習や企画媒介の出会いの方がいいのです。部分的関係性を活かすというか、全体を包み込むことはしないのです。家庭に深入りしない大人の関係に近くなります、私のような暴露風の危ないことはしない。ところがその闇に彼らの苦しみの魔が潜んでいるのです。その先のどう出会うかは、その方の状況次第です。

この違いが巡回なり、テーマ実現の結合の基礎にあります。わたしはもともと塾屋として小中学生のフリースクールに携わり、時間講師として予備校のキャッチアップ授業と学習カウンセラーをしてきた関係上、小中学生に魅力がないといえば嘘ですが、白髪爺さんは遊び的に関わるのは難しい上、スペースを準備できない以上、手を引くのが無難です。昔、太郎次郎社というところが「ひと」という月刊誌を出していて、そこに面白い塾や、ママさんグループが子どもの学習を自分たちがやっていた、いわばフリースクールの芽がありました。そういうところには、アドバイザーというのはおこがましいので、火付け屋のように巡回種まきしていく仕事がありました。しかし時代はそういう自主グループも散ってしまっており、連携なども出来なくなりました。

私の知人の塾はその末裔的な場所でした。そこには自主的な参加意志のモチベーションを持ちうる、障がいを持った子たちも参加しており、彼らが私の担当になったという過去があります。当時小学生だった子が今は青年といっても髭に白髪を見つけた奴もいます。そういう長期的なお付き合いが一方であり、義務教育世代切捨てを行った結果、学習カウンセリング的な巡回指導と、ピンチヒッター的キャッチアップ講師をしているという現状に至ります。

この後者の担当する分担があるのですが、巡廻指導は私と同僚のふたり体制のところが2箇所あってというか作らせて、様々な青年たちを回っているのです。この分担する青年や高校生たちの短期の方たちは、このブログには登場しません。明らかに長期化、または長期の方たちが浮かび上がってきます。

今年度は、私の家庭の事情もあって、ほとんどが継続の方ばかり、授業の経営圏外の方を私が担当するということで、今回は中央林間や淵野辺の方が、それぞれから入ってきたということで、頻繁に通う必要のある相模大野・町田と相模原バス圏内は相棒が動いているという状態です。車を手放してしまったので、夜間緊急出動はよっぽどのことがない限り距離的な限界から対応していない状況です。ニーズは高いのですが。夜間は行政も警察対応で横浜のセンターぐらいしか動いていないので、臨床心理専門職ではありませんが、ストッパーのニーズは高いのです。今回はふたり危ない状態の方がいます。ひとりは精神科の病院と相談する必要があるので、ご家族と近々当人の承諾の上で、相談に出かけます。

この体制が私の就労支援活動の弱点となっています。地元がいない。小中学生から始めないと、青少年の接点がとれないので、湘南に即移植というわけにいかない難があるのです。今回の協働スペースは、やっと定点が得られたというところ。誤解を避けるために言うと、特定の曜日時間帯の「居場所」「出会いの場」です。占有する意図はありません。

昨日は父の件を母と応援団にまかせて、都内に仕上げの原稿を届けたあと、五反田で中延君(仮名)と会いました。彼とも長いお付き合い。彼も当事者と家族の会の古参になっているので、昔のやり方が通用しないという話が通じるのです。軽く一杯(ロックのダブル1杯)やって帰って来たら、ダウン。ひどい頭痛で、血圧は正常なのにおかしいので、夜間傾聴を緊急以外を日延べさせてもらいました。そのまま眠っていました。今日はこれから網膜色素変性症の神奈川支部当事者の集いにお邪魔してきます。耳鳴りといい、目の異常といい、頭痛は偏りは無いものの、関連がないかと不安。

ともあれ一区切り。今日は帰りに相模大野を回ってきます。


夜間傾聴:緊急以外日送り

(校正1回目済み)

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