2015/08/10 記
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(前回の被災家族の仮想事例より)
祖母はずぶぬれ、急の津波に溺れたがビルの屋上の応急手当で水を吐き、一命を取り留めた。かろうじて完全水没を免れた下階から持ってきたタオルで妻が身体を拭き、毛布にくるんだ。日が落ち気温は3℃まで下がり雨が降り始めた。流された夫とご近所さんは行方不明となった。逃げ場の無い屋外で妻と祖母は、びしょぬれとなり、朝を迎えた。
夜が明けて、昼前に救助ヘリコプターに救助され、避難所に隣接した自衛隊の救護所に、ふたりは収容された。
作業所にいた障がいを抱えた息子は、古い建物の倒壊に巻き込まれ、がれきの下敷きになったが、命はとりとめた。しかし倒れた機材に足を太ももから挟まれて、身動きが取れなかった。夜が明け、救援者に救われたが、数分後、意識を失った。
中学生の娘は学校にいた。周辺の海抜がた低く、道路もがれきに埋まって、中学校は孤島のようになっていたが、校庭にいた数名は行方不明だが、屋上の満員の中学生は全員無事だったが、娘は瓦礫に汚れた津波から自力で脱出していたが、足に怪我をしており、寒気に耐えていた。
行方不明になっていた夫は、心肺停止状態で救助され、病院で挿管手術を受け、一夜生死の境をさまよっていた。流木に胸を強打、肋骨が折れ骨が内臓に刺さっており、順待ちの苦しみを味わい、日没に手術を受けた。
こうして4人の家族は命はとりとめたものの、全員負傷して夜を明かしていた。
(すでに、この中にいくつもの危険が埋め込まれている。次回は、彼らは出会い、避難所生活が始まる。)(つづく)
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拡大読書機の仲介販売眼鏡店に頼んだ折りたたみ卓上型の機種は、新商品で10月発売。据え置き型にしないかと連絡がはいった。その機種が置ける唯一の我が家の場所は、離れとなる。しかし私は毎夜夜明けまで作業や傾聴を行っており、ご近所さんとタイピング音でトラブルが起きており、薄い壁の向こうに音は筒抜け。やはり「折りたたみ」と収納が必須条件。
ハンデ型とPCモニターの組み合わせは、ハンデ型19万8千円と、暴利のように思えてならない。
この型式が決まらないと、市役所の申請が通らないので、お盆休み前に眼鏡店のショールームに出かけることになった。いずれにせよ、認可の時間もあるので、機器導入は9月になる。
障害者手帳(視覚障がい)は以前のままだ。
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ショールームに行く際に、西早稲田に相談に行くが、まもなくお盆休みに入るので、日が無い。少々焦っている。
夜間傾聴>**子
(校正1回目済み)