1手・3手・5手の詰将棋

2019-11-30 00:00:00 | しょうぎ
急に1年3期制の将棋教室を引き受けたのだが、1グループ10人ほどの二つのグループで、一応、「入門コース」と「初級コース」で週一回。

だから12回ほどで1クールが終わって、次にまた新たな10人が来るのかと思ったら、大部分は、そのまま次のクールにも参加するようだ。

実は大学の教養学部の先生のように、ノート1冊作れば、同じことを毎年教えて飯が食える、というようなものだろうと、12回分の資料を作って大船に乗った気持ちだったのだが、上の段に書いたように、同じことを教えるわけにはいかないので、またテキスト作らなければならない。



そもそも開始時間に遅れてくる児童も多いので、最初は詰将棋の練習から始めるのだが、そもそも1手詰めや3手詰めを作ることはまずなかったので、在庫を補充しなければならないが、間に合わないだろう。ということで、そのまま出題することはないのだが、『1手・3手・5手の詰将棋』という本を解いてみた。

いくつかを参考にしてリメイクしてみようかと思っている。第一勘では解けない問題もある。気になったのは特に3手詰めの2手目(つまり玉側)の非限定で、3手目の解が様々に分かれるものが多い。まあ、教えるのには、枝分かれが多い方が便利だが、はたしていいのだろうか。

教室では1回で2題解くことにしているのだが、大盤にすばやく並べないといけないので、駒数が少なく、1問目の解答図と2問目の出題図が似たような配置になるような問題を選ぶわけだ。


さて、11月16日出題作の解答。





要らない駒、馬と金を捨てる。大駒(竜)の力を最大限に使う。

動く将棋盤は、こちら。(Flash版)

GIF版



今週の出題。



柔軟に考えてほしい。似たような問題を出題したような記憶が微かにあるが、はっきりしない。桜の会の出席者を記憶していない官房長官と同じだ。

判ったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数を記していただければ、正誤判定します。
ちょっとした手違いがあり、本問の解答の発表は2月になります。