『盤上』シリーズ三冊揃う

2019-11-23 06:29:05 | しょうぎ
『盤上のフロンティア』を近くの大型書店(TSUTAYA)で見つけ、購入。本当は杉本先生の『入玉の極意』を立ち読みして、良ければ買おうかなと思っていたので、予算をだいぶオーバーした。

なんとなく、積んでいるだけで満足になる本が数冊あるといいのだが、今年は、そういう本を順に片づけてしまったので、年末までにピケティの『21世紀の資本論』も入手しようと思っている。

『盤上のフロンティア』は若島正教授の創作詰将棋集で、『盤上のファンタジア』の続編にあたる。どうせ自力では1割ほどしか詰められない(というか、根気も根性もないから)ので、せめて盤駒で並べることにして、一番簡単な問題を、教えている将棋教室で使ってみようと思う。というのも、領収書を経費にするためなのだが。

ところで、その他にも『盤上のパラダイス』という書籍も発行されている。詰パラ誌の初代主幹の「鶴田諸兄氏」のことが詳しく記載されている。



ということで三冊並べて記念撮影をして、画像を編集していると、前作『盤上のファンタジア』の帯の部分の文字に注目してしまった。



若島マジック、炸裂! 若島正、最後の詰将棋作品集。と書かれている。初版は2001年7月20日となっている。

つまり、18年経って、前言を翻意したということだろう。(普通は、翻意したとは言わない。)


さて、11月9日出題作の解答。






なにかもやもやする問題だったかもしれない。派手な技がない。あえていうと8手目に合駒を打つと、あとで攻方に駒が余ってしまう。

動く将棋盤は、こちら。(Flash版)

GIF版。


今週の問題。

1123m


駒数が少ない。大海に逃げたクジラを追いかける。

判ったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見を頂ければ正誤判定します。