昇段規定を眺めていると

2018-02-24 00:00:23 | しょうぎ
藤井聡太六段が誕生し、次はいつ七段になるかという話になっている。竜王戦の挑戦者になると七段になるともいわれるが、将棋連盟のHPを参照すると、「六段昇段後竜王ランキング戦連続昇級」という規定があり、竜王戦の挑戦者になる前にこれが適用になると思われる。

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ということは、今回の六段で大騒ぎであったが、仮に朝日杯で優勝しなくても竜王戦で挑戦者になれば五段から七段に飛ぶことができたことになる。

さらに、八段の条件を見ていると気付いたのだが竜王と名人以外のタイトルを一回獲得すると七段なのだが、二回とっても八段になれないにも関わらず三回とると九段に上がることになる。(もっともHPではそうだが、実際は違っていて、八段になっていないと何回タイトルを取っても九段にはなれないとの説もある)

なんとなく、藤井現六段の驀進を考えると十段、十一段、十二段などを新設しないと、今でも八段が少なく九段が多すぎるアンバランスが、さらにゆがんでいくような気がする。つまり、「級」と同じように、数が少ない方が強いと思われてしまうとか。


さて、2月10日出題作の解答。

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初手に銀を打っては詰まない。▲1四金の発見が必要である。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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序盤からしばらくは、玉型の駒の配置を変えることに努力する。カーリング風に駒を打って動かすわけだ。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。