日本の美を集成した天龍寺庭園

2016-11-24 00:00:52 | たび
よく日本庭園の特徴は「空間」と言われる。石庭の様式がまさに究極だ。しかし、有名な天龍寺の庭園に足を踏み入れると、ある意味、そこには空間はない。美を詰め込んだ庭園なのだ。



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あえて、空間の広がりを求めれば、池ということだが、池の中は鯉をはじめ、多くの生物が住処にしている。

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林の中の苔の群生も圧巻だ。苔寺とは異なり、地面に凹凸がある場所を苔が覆っている。

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まだ早いにしても緑、黄色、赤の3種類の葉が織りなす木々の下で木漏れ陽を浴びるとは最高ではないか。

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この贅沢な時間を500円定額で味わえると言いたいところだが、何しろ多くの人たちが押しかけていて、ゆっくり前に進むしかない。