日本の美を集成した天龍寺庭園

2016-11-24 00:00:52 | たび
よく日本庭園の特徴は「空間」と言われる。石庭の様式がまさに究極だ。しかし、有名な天龍寺の庭園に足を踏み入れると、ある意味、そこには空間はない。美を詰め込んだ庭園なのだ。



tenryuji1


あえて、空間の広がりを求めれば、池ということだが、池の中は鯉をはじめ、多くの生物が住処にしている。

tenryuji2


林の中の苔の群生も圧巻だ。苔寺とは異なり、地面に凹凸がある場所を苔が覆っている。

tenryuji3


まだ早いにしても緑、黄色、赤の3種類の葉が織りなす木々の下で木漏れ陽を浴びるとは最高ではないか。

tenryuji4


この贅沢な時間を500円定額で味わえると言いたいところだが、何しろ多くの人たちが押しかけていて、ゆっくり前に進むしかない。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (市橋宗士 )
2016-11-25 05:26:34
葉一郎様

  うーん、ちょっとまだ早いようですね。
  でも、こんな写真を見せられたら、
  うずうずしちゃいますね、いや、素晴らしい。
  ただ、某、通天橋では撮影禁止になっちゃったし、
  某、香嵐渓の橋では通行禁止になっちゃったし、
  紅葉狩りも考えものですかね。
                            市橋



  
返信する
Unknown (おおた葉一郎)
2016-11-25 08:53:02
市橋さま
なにしろ、人が多いです。橋が崩れそうです。石庭の中に入場券を風で飛ばした米国人男子が取りに入って小石の掃き目模様の中に足跡を刻んでしまいました。
返信する

コメントを投稿