名前が付くと安心するもの

2016-02-03 00:00:50 | 市民A
実は、本日は病気の話なのだが、そのマクラとして、日本で発見された113番元素に名前を付ける話を置こうと調べているうちに、それはそれで別方向に話が進んでいきそうで二つの話が連結できそうもないので、「病気」の話だけにする。

元はといえば、11月末の寒かった日に、エアコンで暖房をとろうとした時に、夏の設定のまま冷房になってしまい、気付かずに喉が痛くなり、ふつうの風邪に罹り、医者に行かずに葛根湯や市販の薬やトローチでごまかしているうちに咳が止まらなった。熱もないのにロキソニンを飲んで体温が35度以下に下がり意識膿漏となった段階で、さすがに12月の下旬に開業医にかかり、抗生物質を中心に投薬したところ、ほとんど良くなったが正月休みで薬も切れ、完治寸前に最近の寒波により、再び咳き込み始めた。

1週間ほど前、連続で咳をした時に、右の脇腹から背中にかけて激痛がきた。痛みの種類は、肋骨骨折(ひび)とほぼ同じ(経験あり)。動かしたり腹筋に力を入れると激痛。痛いので大きな咳ができず、さらに痰がからんで胸が苦しく、ベッドに横たわっても息が苦しくなってしまい、救急車を呼ぼうかと思い始めたが電話が離れたところにあって、思いとどまった。

もしかしたら、・・・
肺炎とか結核ではないか?との思いがよぎる。ついに悪運が尽き、もはやこれまでか、と辞世の句を創ろうと思うも、痛くて考える余裕なし。松尾芭蕉はスゴイと思う。

そして、翌日、ついに病院に行って検査を受けると、気管支の中でも意志の力では制御できない末梢部分の空気の動きが悪いそうだ。過去の喫煙か喘息の痕跡かが原因とのこと。そのため、その部分の痰が残っているとのこと。

待望の病名が付くが、「気管支炎」とそっけない。気管支拡張系の貼薬と投薬により二週間の経過観察ということになるが、肺炎でも結核でもないのはX線写真でわかった。

そして快方に向かい始めたが、2週間より少し足が出そうだ。