駒の形に似ているもの

2016-02-27 00:00:39 | しょうぎ
話は将棋の外に飛び出すが、先日、地方にある先祖代々の墓地一式を引き上げ、横浜市内の霊園に改葬したのだが、新しい墓石を選ぶ段になり、石材店の設計モデルのカタログを見ていると、洋風墓石というものの多くが、将棋の駒の形に似ていることに気付いた。

そういうのを選ぶと、未来のある時点で、「この墓を建てた先祖A氏は将棋狂いがこうじて中に入ったようだ」と言われそうなので、あえて駒に似ているものは避けて選んだのだが、思えば、ゴルフの優勝楯に似ているようにも思え、どうせ碌なものには言われないだろう。

駒は木製、墓石は石製と異なるが削って作るということは共通なので、あの形は作りやすいのだろうか。

最近は、石に「和」とか一文字を彫り込むことがおおいようなので、「歩」とか「飛」と彫り込めばさらに将棋風になる。といって「金」とか「王」とか一文字入れると、突然に半島北部の国っぽくなってしまう。


さて、2月13日出題作の解答。

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動く将棋盤はこちら

本作は、打歩詰解消のため、打歩と突歩の順番を変えるために「玉の移動」がテーマになっている。

二つの発展案が提示されていて、一つはさわやか風太郎さまからの、「序に一手を追加する」作と、酒井さまからの角合強要で取った角を玉の三方から順に打つ図である。この順にというのが難しく、三つの筋に因果関係をつけて順番固定する作業が難しい。


今週の問題。

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地味的な手が多い。わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ、正誤判断。