ノート術いろいろ

2016-02-15 00:00:03 | 市民A
雑誌「プレジデント」2016年2月29日号の特集は、『年収2000万のノート術-年収400万とはどこが違うか』。

嫌なタイトルだ。もっとも年収400万の人が読むというよりも年収800万から1000万の人が読むのだろう。

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それで、読んでみたのだが、「人さまざま」というしかない。高給の人って他人と違うから存在価値があって高給になるのだから、さまざまなのは当然だ。

あえていうとノート(大学ノートという形状じゃなくても)を使う人は、圧倒的に高給の人に多いということ。そのノートの使い方はさまざまということだ。小保方さまの実験ノートだってお絵かき帳だったように、本人の大脳の一部がUSBメモリーみたいに、ちょこっと外に出たようなことかもしれない。

本格的な大学ノート的使い方をするのはユニクロの柳井社長(2000万じゃないが)。エグゼクティブにはメモ魔が多いらしい(2000万じゃないが)。だいたい手近な資料やコピー用紙の余白や裏側に書くらしい。

役員になる人は、1日に5回以上メモを資料の裏やコピー用紙を使う。キーワードは自分あてにメールする。要点を図解化する。ノートを数年保存し、頻繁に読み返す。

課長止まりの人は、メモを取らないとか、システム手帳を愛用したり、3色ボールペンを使ったり、まとめないで丸写しにしたり、せっかく書いたノートを見ない。

特にシステム手帳はエグゼクティブはほとんど使わない。手帳どころじゃなく一枚の紙を持ちあるく人すら多いそうだ。

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ところで、わたしはというと、2000万じゃないけど、無印良品で売っている10センチ角の再生紙のメモを使っている。ずっと使っていると、何でも問題をメモ一枚の中で分析したり対策や戦略を考えたりするクセがついている。三色ボールペンを使っているが、それは単に気分の転換ということで分類したりはしない。何しろ一色インクがなくなっても気にせずに他の色を使ったりする。

ところが私が無印良品のメモ1枚を使うのに対し、本家の良品計画の前社長はというと、能率手帳とシャープペンシルだそうだ。

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それと「自分にメール」はよくする。忘れたら困ることを思いだした時とか。メールを開くのが面倒なので、本文はなしで、タイトルに書いたりする。「4一銀の移動合」とか「社員一律給与カット」とか。