僅かな遅配感で感じる詰パラの未来

2012-07-21 00:00:20 | しょうぎ
banjo今や唯一に近い詰将棋発表誌である「詰将棋パラダイス」誌だが、発刊日は、毎月1日である。とはいっても昨年の後半あたりは、だいたい前月の末日にポストに届いていた。雑誌というのは、そういうものだ。発刊日の午前0時までには読者の手元に届くというのが原則だ。

ところが、春先から到着日が1日遅れて毎月1日であったし、6月、7月になると2日に到着している(7月1日は日曜だったので自動的に遅れたのかもしれないが)。なんとなく、前月末の支払いに困窮しているのではないかと、頭をかすめる。

事実、若島正氏著になる「盤上のパラダイス(三一書房)」によれば、本誌は過去に何度も休刊していて、その都度復活してきたということらしい。もちろん、過去には休刊しても復活したとはいえ、次に潰れた時にも再起できるかどうかは別問題だが、なにしろ、年会費を先払いしているので、少し心配だ。(新潮社の雑誌も年会費を先払いしているのだが、こちらの方はあまり心配していない。バックに村上春樹がついているから。)


さて、7月7日出題作の解答。

c12


▲2二銀不成 △1四玉 ▲2六桂 △2三玉 ▲1三銀成 △同玉 ▲1五飛 △2三玉 ▲3四銀成 △3二玉 ▲1二飛成 △3一玉 ▲2一竜 △4二玉 ▲4一竜 △5三玉 ▲4三竜まで17手詰

なんというか、竜追いを途中で中止という感じだ。

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今週の問題。

0721


ありふれた図面だが、結構長い。衆議院選挙に立候補することに関係する。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。