脱力系メニュー

2012-07-20 00:00:17 | あじ
海浜幕張駅で昼餐ということになり、超多数のレストランの中からある一つの店に入る。

超多数の店と言うのは、幕張メッセとかマリンスタジアムとかそういうイベントの時に集まる最大多数の人間の数に合わせているので、普通の日にはどうしても閑散となるのだが、その閑散感も店によって異なる。

まあ、どちらも混んでない、「牛タンと麦とろ」の店と「オムライス」の店のどちらかにしようと思ったが、オムライスの店は自宅のある横浜にもあるチェーン店なので、牛タンの方にする。もっとも横浜人は、行ったことのない店の方を優先度の上に評価するが、千葉人は行ったことのある店の方を高く評価するらしい。



そして、店の名前が脱力系だ。

「とろんしゃん」。

お昼からビールの感じだ。

そして、牛タン麦とろ定食を頼もうかと思ったのだが、メニューを点検すると、「牛タンそぼろ丼」というのがあったので、それにする。

しばし、待つと・・

そぼろ丼が登場。とろろ汁と牛テールスープ付き。さっそくとろろをかけて、食べ始めると、・・・そぼろになっているのが牛タンであった。これは珍味なのかもしれないが、実際、そんなに美味しいということもないのだが、なんとかいける。ただ、牛タンをミンチにする場面を思い出すと、なんとなく不気味な感じが漂う。

なんとなく、硬いはずの牛タンがミンチになると、柔らかくなっている。脱力系食べ物である。