初段認定書がないために

2012-07-14 00:00:10 | しょうぎ
半月ほど前に書いた話の続きだが、小学生には級位認定書を乱発するのだが、中には初段的な子もいる。ということになると、2級、1級、初段、というように認定していけばいいはずだが、事態はそれを許さない。

まず、普及指導員に認められているのは、「級位認定」と「初段申請」。この認定を申請の差は厄介なのである。つまり私が初段と認定すると、「初段申請」ということになる。そして、現金31,500円と引き換えに桐箱入りの免状が与えられる。

問題は、こどもに初段を認定すると、31,500円出費してもらわなければならなくなるのだが、そででも申請する親もいるだろうし、馬鹿馬鹿しいといって、金を払わない親もいるだろう。

つまり、こどもが可哀想なことになる。

なので、強い子に教室を出て行ってもらうしかない。



さて、6月30日出題作の解答。

as12


▲2七金 △2五玉(△1五玉) ▲2六金 △1四玉 ▲2五銀 △1三玉 ▲2四銀 △1四玉 ▲1五金 △同飛 ▲1三銀成 △同玉 ▲2三金 △1四玉 ▲2四金まで15手詰。

盤面に2五へ攻め方の金を配置すれば、2手目の非限定は回避できる。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

0714


チマチマと迫ってください。常識の範囲を出ない一局。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数を記していただければ、正誤判断。