横浜の台所

2012-04-18 00:00:57 | 市民A
横浜市に住んで長いのだが、ローカル方面にクルマで行ったりすると、「あっ、横浜ナンバー」とか言われることがある。横浜は人気ある地名だそうだが、元々は洋風コピータウンだっただけで、横浜市民の意識の底には「インチキタウン」というような負い目があるのだが、市民でないと感じ取れない「許容されるインチキ度」の基準もあるようだ。

で、話をもどし横浜と言う街には都会の住宅地しかないというわけではなく、農地もかなり多い。

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花見のついでに、町の裏に回ってみると広い農地エリアが広がる。どうも街のバックヤードといった感じだ。巨大なごみ焼却場の煙突や高圧鉄塔が見える。煙突は赤と白のツートンだったのが、いつの間に青と白のツートンに変わった。

東京タワーとスカイツリーのように、煙突も派手から地味に変わったようだ。街の活力がなくなっちゃう。

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そして、この地区の農地の利用法は大きく4つである。
 ハウス
 露地野菜
 植木屋
 空き地化(利用法というのは変か?)

横浜市の食料は入超なのは確かだろうから、これらの野菜が県外に出ることはほとんどないように思えるが、実は人の姿は、どこにも見られないのである。

農業問題の本質は、TPP問題ではなく、農民数の確保なのではないだろうか。