有楽町はインド料理よりもタイ料理が優勢

2012-04-10 00:00:44 | あじ
オフィスが新橋から有楽町に変わったため、ランチ難民になりそうである。というよりも、どこに行ったらいいのかよくわからない。どうもレストランは無数にあって毎日違う店に行っても退職の日まで数が余りそうである。

ただ、有楽町は結構保守的な街の感じが漂う。新橋の持つアナーキーさは感じられない。といっても丸ビルを中心とした三菱村のようなエスタブリッシュメントということじゃない。どうもランチの標準価格は700円から900円ということで、下限と上限が感じられる。新橋のように、うな丼500円なんかは見当たらない。

そして、好物であり、健康管理の中心においているインド料理店が少ない。というかほとんどない。高級店は一つ知っているが、予約しないと入れないだろう。ということで、電車で新橋に行ってインド料理を食べている。だいたい、ランチの単価差が200円くらいあるので、有楽町から新橋まで往復しても損はない。



で、一言で新橋のカレーを表現すると、「ナンが、巨大」ということになる。50センチ位の店もある。知人と一緒に行って横に並ばないと、隣の席の人と「ナンがぶつかって」しまう。

有楽町はタイ料理が非常に多い。料理の美味い場所は、ロシア、フランス、タイ、イタリア。日本では加賀、京都、鹿児島というように、封建制度がガチガチだった国や地域である。国王や大名のために高級食材を以下に調理するかが競われた。

インドもムガール帝国の時にインド料理が発展したのだろうが、その後、王朝が消失したのち、長い時間が経過してしまった。だから、過去に完成したインド料理が、そのまま徐々に崩壊している過程と考えてもいいのかもしれない。