『脳トレ5手詰』(北浜健介著)でトレーニングしたことは

2012-04-28 00:00:11 | しょうぎ
notre5脳トレシリーズも7手詰、9手詰に続いて11手詰めではなく5手詰が発行される。

5手詰、7手詰、9手詰。それなりに味が違うのだが、5手詰には好手2手入ると、7手詰めよりもキレ味が出てくる。新幹線の中で全150題を解く。品川から大阪あたりで終了。さすがに疲れる。

で、トレーニングしていたのは、大脳ではなく、解いた時の表情である。実際に実戦では、終盤の詰むや詰まざるやといった局面で、相手の王将に詰みがあるのかどうかを見極めるのは容易ではない。秒読みになっていたりするからだ。そういう時に役に立つのが、相手の表情である。

相手の手番の時に、敵玉に詰みを見つけた時など、つい、「詰んだ」というような表情を顔に出してしまう。それで失敗する。本当は詰みが無いようなふりをしておけばいいのだが、なかなかそうもいかない。

ということで、この『脳トレ5手詰』を使った新たなトレーニングとして、「詰みが見えた」としても詰まないような表情を作る、という高等作戦を実行してみた。

詰まないような顔を作るのは意外に簡単だった。


さて、4月14日出題作の解答。

s1234


▲5七飛 △同玉 ▲5八銀 △6八玉 ▲7六飛 △5九玉 ▲7九飛(途中図1) △4七玉 ▲5七角 △3八玉 ▲4七銀 △2八玉(途中図2) ▲3九角 △2八玉 ▲1七角まで15手詰。

初手の飛車の場所は限定である。3五角が3回動く。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

0428


仕掛けを大きくしたため、不動駒が多くなってしまった。最初に花があり、後は平凡になっていく。そのうち後半部省略作を作るべきかもしれない。

わかった、と思われた方は、コメント欄に最終手と手数を記していただければ、正誤判断。