(株)LDHの臨時株主総会

2011-08-01 00:00:53 | 市民A
元ライブドアはライブドアホールディングになり、現在、(株)LDHとなっている。元々のライブドアの株を集めたわけじゃなく、堀江受刑者が失脚した後の暴落株を買っただけのコンドル、ハイエナの類なので、興味本位だけの花見客みたいなものだが、8月5日に突然開かれる臨時株主総会への招集通知がきた。招集通知というと赤紙みたいだが、議決行使書もピンクだ。もしかしたら泡沫株主にはピンクの紙を送っているのだろうか。

そして、議案は3件。

1号議案 当社解散の件
2号議案 3号議案は1号議案が可決された場合、その清算を行う人を増やさなければならないし、報酬も用意しなければならない、と言う主旨の議案なので、1号議案が否決されると、同時に撤回されることになるということ。

議案提案者は、筆頭株主のモルガンスタンレーMUFU証券で、3月末には27%超を保有している。

要するに、すでに会社事業は、子会社も含めすべて事業譲渡したので、営業行為が事実上なくなったので、さっさと清算して資産を現金化して株主に返してほしいということらしい。

ただ、株主の構成を見ると、上位10社で67%を保有しているが、ゴールドマン、ドイツ証券、クレディスイスなど、コンドル・ハゲタカが並んでいるようだ。

また個人株主が31%いるわけで、どういうことになっているのか、さっぱりわからない。

といっても、残存資産については、過去何度も取り崩され、株主配当されているので、残り資産から考えても1株数百円だろうと予想がつくので、花見の時間が終わりになっても別にどうということもない。ただ、あちこちから損害賠償を求められているのは片付いたのだろうかと思わなくもないし、損害賠償の認定と言えば最近の巨大企業の泥沼と連想しないでもない。

臨時夏休みをとって8月5日の午後一時に日比谷公会堂に行けばいいのだが、まだ決めていない。ガラガラなのか超満員なのか。ちなみに個人株主は79,000人以上いるようだ。

一方、創設者はついにムショ入りになったのだが、考えれば、某証券の飛ばしとか、不正融資を積み重ねた当時の大銀行の頭取たちとか、株主に損害を与えたことではもっと甚大な人間達は、今でものうのうとしているわけで、いかにも法の下の平等という基本理念からいうと不公正なのだが、このまま彼が俗界をうごめいても、碌なものにならなかっただろうとも感じるわけで、出獄後の新たな騒ぎを楽しみにした方がいいかもしれない。