7手詰の難解作について

2011-08-06 00:00:50 | しょうぎ
7手詰は、あまり作っていない。どうも、新しい筋とか見つけるのが大変だし、ちょっとした問題を作っても、すぐ、類似作とか同一作とかなることが多い。

詰将棋専門誌である詰将棋パラダイスに投稿を続けているが、実は、最初に入賞した作品は、その20年ほど前に同一作がある、と指摘され、入賞取り消しの上、「盗作疑惑」をかけられて、大変不愉快な気分になった。最近では、自分の過去の公開作品に似ていると、自作盗作疑惑までかけられることになる。

一方、詰将棋パラダイスの方も、特に「7手詰」の応募が少ないと発表している。2011年6月号に3月号に自作の軽作7手詰めが入賞した感想を短編担当者の方が記しているが、「この種の(軽い)作風かと思いきや、氏のブログを拝見すると違う趣の作品も紹介されることもあるので、・・・小学校(7手詰以下コーナー)向けの意欲作を期待したい。」となっている。

まあ、難解な7手詰が不足している原因は色々あるだろうが、個人的には、小学校入賞をはずした場合、「幼稚園」で発表してもらってもいいと思っているのだが、少し前から、幼稚園の投稿ルールが、タテヨコ6×6の枠に入るようにとなり、そのため盤上を全部使う作品が乏しくなってきているのではないだろうか。

ところで、ネット上に超難解7手詰という特集を見つけた。

近々、長時間、座席に座りっぱなしになる機会があるため、これらの図式をコピーしてもっていくことにし、難解7手詰みの勉強をしてみようかと思うわけだ。


さて、7月23日出題作の解答。

a12


▲2七金 △1五玉 ▲1六金 △同玉 ▲2七銀 △1五玉 ▲2六銀 △同玉 ▲3六馬 △1七玉 ▲1八金 △1六玉 ▲2七金 △1五玉 ▲2六金 △1四玉 ▲2四金 △同玉 ▲3五馬 △1四玉 ▲1三桂成 △同歩 ▲2五馬まで23手詰

動く将棋盤はこちら


今週の問題。思わず、長く、色々なことを考えてしまう。

0806


わかったと思われた方はコメント欄に最終手と手数を記していただければ正誤判断。