人は権力を握ると何をするか

2011-08-08 00:00:14 | 書評
文春文庫版で『人は権力を握ると何をするか』を読む。

別に、辞めそうで辞めない菅直人氏のことを考えたわけじゃない。ただ、市民運動家が権力を握ると、態度が急変して、世にも厭らしい男になり、昔の友達も一人ずついなくなり、権力の回りには、自分と同類項ばありが集まるようになる。

kenryoku


歴史を紐解くと、いわゆる暴君というのが、権力を握って最悪になるケースなのである。

例えば、信長。坊主を家族や住民もろとも、バーベキューにした。その数、数千人。則天武皇、イワン雷帝、ヘンリー8世、ルイ14世

それと斎藤道三はかなりの無法者だった。無神論。目的のためには何千人殺してもいいと思っている。

しかし、色々な類例を比較して、菅総理に最も似ているのは、松永久秀だろう。宣教師にも「強欲」と言われ国際的悪人である、最後は日本史に有名な茶釜である「平蜘蛛」に爆薬を詰め、火を放って爆死した。

菅直人。まさか原発もろとも爆死はしないだろう。