海文堂書店へ

2011-08-10 00:00:02 | 書評
神戸シリーズ第二弾は、元町にある「海文堂書店」。

本好きの書店員が運営していることがよくわかる書店である。東京でいえば、西新橋にある書原だろうか。この海文堂も東京日比谷の飯野ビルに支店があったが、飯野ビルの再開発で、東京から撤退中である。

kaibundo


元々は、船舶関係の出版社だったらしく、名前の「海文堂」からもそれが偲ばれる。ただ、今さら海洋冒険小説の時代でもなく、書店としての生き残りに苦闘中のようだ。

現在は中小出版社の応援に力を入れているようで、結局、当日、4冊を購入。

 海軍電信兵戦記 大澤明彦著 光人社
 海賊の掟    山田吉彦  新潮社
 雑誌 「ほんまにvol.11」
 雑誌 「酒とつまみ 第13号」

二階には複数の古本屋が店を並べているという話だったが、大いにがっかりの規模だった。

なお、雑誌「ほんまにvol.11」では、『10年後も本屋でメシが食えるのか』特集が組まれている。