椙森神社って読めます?

2010-04-11 00:00:00 | 歴史
東京日本橋付近の裏通りを歩いていたら、突然、神社が現れた。



椙森神社。読み方は、「すぎのもり」だそうだ。椙という字は杉と同じなのだろうか。

この神社だが、歴史が古い。要するによくわからない。古くは、平安時代に平将門を退治しようと藤原秀郷が、必勝祈願をしたといわれる。

さらに、戦国時代初頭には太田道灌が、この神社に雨乞いを祈っている。当時の人だって、雨乞いを本当に科学的に考えていたわけじゃないだろう。ただし、雨乞いが必要なのは、地元の農家だろう。そういう意味で太田道灌は、単に戦国武将ゲームの一人である以上に領民を大事にする名君だったのだろう。

ところで、この神社から徒歩数分のところが、小伝馬町の牢屋敷跡だそうだ。

ただ、江戸時代の牢屋敷は、結局のところ刑務所ではなく、拘置所。未決囚を入れておいて、さまざまな判決を言い渡す。もちろん死刑になれば、すぐに山田浅右衛門が登場するわけだ。刑場跡には現在は寺があるそうだ。特に、取材に行く予定はない。